Writing

最終更新日:2024年12月22日

IELTS(アイエルツ)7.0対策 – Writing

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Writing Task 1 & Task2

Writing Task 1とTask2の攻略法はそれぞれのページをご覧ください👇

スコアアップのため

スコアアップのコツ

Task 1もTask 2も自分よりレベルの高い人が書いた英文から書き方をパクって自分のものにすることで表現の幅がグンと広がります。カッコいいと思った表現や気に入った表現をどんどん自分のエッセイに加えるようにしましょう。自分が知っている表現・書き方だけで書き続けている間はスコアアップは難しいです。

スコアアップのコツ:とにかく自分よりレベルの高い人の書き方・表現をパクる

優良サンプルが豊富なおすすめサイト👇👇👇

Task 1 & Task 2How to do IELTS | Dream Big. Improve your IELTS Score Today!
Task 1MODEL ANSWERS PAST QUESTIONS REPORTS – Ieltsanswers
Task 2IELTS Writing Questions and Model Answers – ieltsanswers

7.0を取った後に6.0/6.5だった頃の自分のライティングを見返してみると格段の違いがあるはずです。スピーキングで6.5→7.0にスコアアップさせるよりも、ライティングは遥かに大きな努力と飛躍が求められます。

勉強法

大切なのはTCCA・RCCA(Test⇒Check&Correct&Analyse⇒Re-write⇒Check&Correct&Analyse)サイクルを回すことです。

Check&Correct&Analyseをしないで次々に新しい問題を書こうとしないこと!:ロークオリティな英文の量産はスコアアップにつながらない。

STEP
Test

まず本番と同じようにTask 1は20分、Task 2は40分で時間を測って書いてみましょう。

Task 1とTask 2を通しで1時間やる必要はありません。別々に日を分けて書いてみましょう。

解き終わったら一度振り返ってみましょう。書き始める前にしっかりと書くことを考えてから書いたかどうか? 消す回数が多くて時間のロスはなかったか?時間管理は大丈夫だったか? etc… 反省点だけでなく良かった点もしっかり振り返りましょう!

STEP
Check & Correct & Analyse

Check

書いてみた英文をTask 1とTask 2の採点項目に照らし合わせてみましょう。

Task 1 採点項目

  1. 問題文のパラフレイズがしっかりできているか?
  2. イントロダクションパラグラフに“Overall—“で概要がしっかり書かれているか?
  3. 文と文の接続語句はしっかり使われているか? Signposting wordsはしっかり使われているか?
  4. 単語のパラフレイズはできているか?(=同じ単語の連発はないか?)
  5. 色々な構文が使われているか?(=同じような構文・文法を繰り返し使ってないか?)

詳しくはこちらのページをご覧ください👇

Task 2 採点項目

  1. 問題に対してしっかりと回答されているか? 問題文のパラフレイズがしっかりとできているか?
  2. Outline statementとThesis statementがしっかりと書かれていてボディ1とボディ2のトピックセンテンスと一致しているか? サポートセンテンスはそのトピックセンテンスに相応しいか?結論はしっかり書けているか? つまり、主張に一貫性があるか?曖昧な主張になっていないか?
  3. 流れの良い文になっているか? Signposting wordsはしっかり使われているか?
  4. 単語のパラフレイズはできているか?(=同じ単語の連発はないか?)
  5. 色々な構文が使われているか?(=同じような構文・文法を繰り返し使ってないか?)

詳しくはこちらのページをご覧ください👇

Correct

書いた英文の文法的なミス・単語のミスを見直しましょう。

文字数が足りているかもしっかり確認しましょう。

使った単語のや構文を見直してより良くできないか推敲に推敲を重ねましょう。

Task 1 Correctのポイント

Task 2 Correctのポイント

Analyse

自分が間違いやすい点など自分の傾向をしっかりと分析しましょう。

本番で同じことを繰り返さないように練習の段階で自分のクセをしっかりと理解しておきましょう。

何となくできたできなかったではなくてしっかりと”言語化”しましょう。

STEP
Re-write

同じ問題でもう1度時間を測って書いてみましょう。

STEP 2のCheck&Correct&Analyseを活かして1回目(STEP 1)よりもレベルの高い英文が書けるはずです。

STEP
Check & Correct & Analyse

STEP 2と同じように2回目に書いた英文を推敲します。

STEP
添削

もうこれ以上いいものは書けないところまで書いたら添削を受けましょう。信頼できる添削サービスについてはこちらの投稿をご覧ください。

このTCCA・RCCA(Test⇒Check&Correct&Analyse⇒Re-write⇒Check&Correct&Analyse)サイクルでTask 1、Task 2ともに全ての問題タイプで自分の回答例をつくります。その回答例がこれからの自分の英文のベースになります。👇👇👇

Check & Correct & Analyseは問題を解く都度何回も見直しましょう。大切なのはCheck & Correct & Analyseを次に生かすことです。

Task 1:1-10の各パターンで自分の回答サンプルを作る

  1. ダイナック棒グラフ
  2. ダイナミック折れ線グラフ
  3. ダイナミック円グラフ
  4. ダイナミック表
  5. スタティック棒グラフ
  6. スタティック円グラフ
  7. スタティック表
  8. 地図
  9. プロセス
  10. グラフ/表コンビネーション

ダイナミックとスタティックの違いはこちら

問題形式の回答サンプルはこちら

すべての問題タイプで2個ずつ(合計20個)の実践問題サンプルを用意してあります。是非ご覧ください。

Task 2:それぞれのエッセイタイプで自分の回答サンプルを作る

  1. Opinion/argumentative essays
  2. Discussion/discursive essays
  3. Advantage/disadvantage essays
  4. Problem(cause) and Solution question essays
  5. Direct question/tow parts question essays

それぞれの問題形式についてはこちら

それぞれの問題形式の回答サンプルはこちら

Task1とTask2で共通しておさえておくべきこと

文字数

WritingはTask 1とTask 2を合計1時間で書き終える必要があります。

Task 1は最低150 words/Task 2は最低250 words書く必要があり、適切な単語数はTask 1 180~230 words/Task 2 270~300 wordsです。(コンピュータ試験の場合文字数が表示されるので最低限の文字数でも構いませんが、ペーパー試験の場合文字数に満たないと大幅な減点になるため少し多めに書く感覚をもってください)

ペーパー試験を受ける場合は必ず事前に自分で解答用紙で練習をして文字数を数えて何行目まで書けばよいかを把握してください。

また、Task 1・Task 2ともに各パラグラフ(Task1 パラグラフ構成Task2 パラグラフ構成)の分量バランスが大切です。ペーパー試験の場合、回答用紙のだいたい何行目でイントロダクションパラグラフ、ボディ1パラグラフ、ボディ2パラグラフ、(Task 2の場合)結論パラグラフを終わらせるかをしっかりと自分の目安を把握してください。Task 2は1枚目を一杯に書けば2枚目がもらえますので文字を小さくしたり詰めて書かなくても大丈夫です。コンピュータの場合も、各パラグラフ何文字が目安かボリュームを事前に把握してください。

Task 2から書き始める

Task 1→Task 2の順番で解答することを勧める本/学校とTask2からスタートすることを勧める本/学校があります。

このホームページではTask 2からスタートすることをお勧めしています。

理由は単純にTask 2の方が配点割合が高いので気持ちに余裕をもってミスを少なくするほうが減点を減らすことができるからです。Task 1に20分、Task 2に40分を使うことが目安ですが、Task 2からスタートしてTask 2にしっかり40分ある状態で書き始めるのと、Task 1で20分以上使ってしまいTask 2でその分巻き返さなければいけない精神状態を想像してみてください。Task 2からスタートした方が気持ちに余裕があることが想像できると思います。極論を言えばTask 2の1単語のスペルミスの方がTask 1の1単語のスペルミスよりスコアへのインパクトは大きいです。

また、時間がなく書き終わらない場合でもTask2よりもTask1で字数不足したほうがダメージが少ないです。

また、Task 1はこのホームページで掲載されている覚えるべき単語使える表現・書き方をしっかりとマスターすればグラフ/図の形式はパターン化されているのでパズルのような感覚で20分あれば十分書き終わることができます。

見直しについて

恐らく相当書くことに慣れない限り見直す時間はない場合が多いです。もし見直す時間がある場合は、まず基本的なこと(単数複数、複数形のs、三人称単数のs、スペルミスなど)だけに注意して見直すようにしましょう。

回答用紙について

Paper basedの試験を受ける場合、本番・練習前に自分が何も気にせず普段書く状態で、回答用紙の何行目まで書けばよいかをしっかりと把握しておきましょう。Task2では両面ぎっしりと書いて250字書いていたと思っても文字や文字間が大きいと250字に満たない場合がよくあります。

回答用紙は1枚目書き終われば2枚目もらえます。小さい文字で詰めて書くなどしなくて大丈夫です。

ダメな書き方

ここではTask1とTask2で共通してよくあるダメな書き方を紹介します。

Task2でよくあるダメな書き方はNGライティングで紹介していますので是非あわせてご覧ください。

よくあるダメな書き方1:省略形

don’tやdoesn’tはしっかりと省略せずにdo not / does notと書きましょう。

よくあるダメな書き方2:can not

canの否定はcan notではなく”cannot”にします。”cannot”で1単語です。

よくあるダメな書き方3:And—, But—からスタート

英語ではAnd—/But—から文はスタートさせないようにしましょう。

And—/But—

そして—、しかし—、と日本語では書きますが、英語ではAnd/Butは文と文をつなぐ”接続詞”で、文頭には使えません。必ず”S+V and/but S+V”の形になります。

“前の文. And S+V”や”前の文. But S + V”は絶対NGです!

文頭にもってこれるのは接続副詞(However, Therefore, Furthermore, Moreover, Neverthelessなど)もしくは接続副詞句(On the one hand, On the other hand, In conclusion, For exampleなど)です。

そして—、しかし—の文を作りたい場合はこちらをご覧ください。

よくあるダメな書き方4:Especiallyからスタート

Especiallyから文はスタートさせないようにしましょう。

Especially—

Especiallyもよく日本語の”特に,—“の発想で文頭で使ってしまう人が多いですが、Especiallyは接続副詞としては使えません。

〇 This policy is beneficial to many people, especially those who have lost a family member in an unexpected accident. この政策は多くの人に有益で、不慮の事故で家族を失った人には特に有益である。(形容詞beneficialを修飾する副詞としてespeciallyを使っている)

〇 This is especially true for those who have lost a family member in an unexpected accident. これは不慮の事故で家族を失った人には特にあてはまる。(形容詞trueを修飾する副詞としてespeciallyを使っている)

✕ Especially, those who have lost a family member in an unexpected accident can be benefitted. ”特に不慮の事故で家族を失った人”と言いたいのでしょうが、Especiallyは副詞で名詞/代名詞を修飾することはできない。

よくあるダメな書き方5:全ての数字が数字

10以下の数字(1~9)だけ英語(one, two — nine)で書いて、以上は数字(10, 100, 1000 —)で書きましょう。

ライティングに臨むにあたって

ライティングはIELTSの中で最もスコアアップに時間が掛かります

IELTS vs TOEFLの動画でも紹介した通りTOEFLで25点以上取っていてもIELTSで7.0を取れない人が多くいます(その逆も)。つまりIELTSにはIELTSの書き方があります。

R/L/S/Wの全てで7.0などの要件がある場合、スピーキングとライティングはリーディングとリスニングに比べて勉強が後回しになりがちですが、ライティングこそ時間をかけて早々から対策をする必要があります。

しかし、ライティングで7.0が要求されない場合、例えばOverallで7.0だけ取ればいい場合、ライティングは6.0でOKとして、その他に時間を割くのも一つの戦略です。リーディング7.5、リスニング7.0、スピーキング6.5を取ればライティングは6.0でOverall 7.0になります。

ライティングの0.5アップはほかの0.5アップより難しく効率が悪いので要求がなければ思い切って6.0-6.5で良しとしてしまいましょう!

再採点について

もし時間に限りがある場合、ライティング・スピーキングは再採点を積極的に活用しましょう。お金はかかりますが特にライティングはスコアが上がる可能性が大きいです。

6.5から7.5へのスコアアップの事例です。このようにいきなり1.0スコアアップする可能性もありますので再採点は積極的に使いましょう。再採点でスコアが下がることはありません。

British Councilによる再採点の結果👇

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