最終更新日:2025年11月28日
IELTSライティング対策(Task 1&Task 2)

IELTSライティング対策:Writing Task 1 & Writing Task 2の攻略法
Writing Task 1とTask2の攻略法はそれぞれのページをご覧ください👇
IELTSスコアアップのために知っておくべきライティング攻略法
スコアアップのコツ
IELTSでライティングスコアを伸ばすためには、Writing Task 1とTask 2の効果的な学習法を理解することが重要です。
最大のコツは、自分よりレベルの高い人の英文を参考にして、表現や構成を取り入れること。
カッコいいと思った表現や自然な言い回しを積極的に自分のエッセイに加えることで、語彙力と表現力が飛躍的に向上します。
注意点:知っている表現だけで書き続けていると、スコアアップは難しいままです。
IELTSライティングで高得点を目指すなら、優良サンプルを活用し、書き方を真似ることが最短ルートです。
おすすめのサンプルサイトはこちら👇👇👇
| Task 1 & Task 2 | How to do IELTS | Dream Big. Improve your IELTS Score Today! |
| Task 1 | MODEL ANSWERS PAST QUESTIONS REPORTS – Ieltsanswers |
| Task 2 | IELTS Writing Questions and Model Answers – ieltsanswers |
さらに、7.0を取得した後に過去の6.0や6.5のライティングを見返すと、その差は歴然です。
スピーキングで6.5→7.0に上げるよりも、ライティングははるかに大きな努力と飛躍が求められます。
勉強法
大切なのはTCCA・RCCA(Test⇒Check&Correct&Analyse⇒Re-write⇒Check&Correct&Analyse)サイクルを回すことです。
Check&Correct&Analyseをしないで次々に新しい問題を書こうとしないこと!:ロークオリティな英文の量産はスコアアップにつながりません。
まず本番と同じようにTask 1は20分、Task 2は40分で時間を測って書いてみましょう。
Task 1とTask 2を通しで1時間やる必要はありません。別々に日を分けて書いてみましょう。
解き終わったら一度振り返ってみましょう。書き始める前にしっかりと書くことを考えてから書いたかどうか? 消す回数が多くて時間のロスはなかったか?時間管理は大丈夫だったか? etc… 反省点だけでなく良かった点もしっかり振り返りましょう!
Check
書いてみた英文をTask 1とTask 2の採点項目に照らし合わせてみましょう。
Task 1 採点項目
- 問題文のパラフレイズがしっかりできているか?
- イントロダクションパラグラフに“Overall—“で概要がしっかり書かれているか?
- 文と文の接続語句はしっかり使われているか? Signposting wordsはしっかり使われているか?
- 単語のパラフレイズはできているか?(=同じ単語の連発はないか?)
- 色々な構文が使われているか?(=同じような構文・文法を繰り返し使ってないか?)
詳しくはこちらのページをご覧ください👇
Task 2 採点項目
- 問題に対してしっかりと回答されているか? 問題文のパラフレイズがしっかりとできているか?
- Outline statementとThesis statementがしっかりと書かれていてボディ1とボディ2のトピックセンテンスと一致しているか? サポートセンテンスはそのトピックセンテンスに相応しいか?結論はしっかり書けているか? つまり、主張に一貫性があるか?曖昧な主張になっていないか?
- 流れの良い文になっているか? Signposting wordsはしっかり使われているか?
- 単語のパラフレイズはできているか?(=同じ単語の連発はないか?)
- 色々な構文が使われているか?(=同じような構文・文法を繰り返し使ってないか?)
詳しくはこちらのページをご覧ください👇
Correct
書いた英文の文法的なミス・単語のミスを見直しましょう。
文字数が足りているかもしっかり確認しましょう。
使った単語のや構文を見直してより良くできないか推敲に推敲を重ねましょう。
Task 1 Correctのポイント
Task 2 Correctのポイント
- Signposting wordsを入れたほうがいい文はないか?
- Summary nounに換えれる文はないか?(同じようなことが繰り返し書かれていないか?)
- 使った単語を他の単語にパラフレイズできないか?
- Nominalisationできる文はないか? 分詞構文を使える場所はないか? 倒置などレベルの高い文に換えれないか?などGrammatical range and accuracyで紹介している構文を取り入れられないか?
- NG Writingで紹介していることが書かれていないか?
Analyse
自分が間違いやすい点など自分の傾向をしっかりと分析しましょう。
本番で同じことを繰り返さないように練習の段階で自分のクセをしっかりと理解しておきましょう。
何となくできたできなかったではなくてしっかりと”言語化”しましょう。
同じ問題でもう1度時間を測って書いてみましょう。
STEP 2のCheck&Correct&Analyseを活かして1回目(STEP 1)よりもレベルの高い英文が書けるはずです。
STEP 2と同じように2回目に書いた英文を推敲します。
このTCCA・RCCA(Test⇒Check&Correct&Analyse⇒Re-write⇒Check&Correct&Analyse)サイクルでTask 1、Task 2ともに全ての問題タイプで自分の回答例をつくります。その回答例がこれからの自分の英文のベースになります。👇👇👇
Check & Correct & Analyseは問題を解く都度何回も見直しましょう。大切なのはCheck & Correct & Analyseを次に生かすことです。
Task 1:1-10の各パターンで自分の回答サンプルを作る
- ダイナック棒グラフ
- ダイナミック折れ線グラフ
- ダイナミック円グラフ
- ダイナミック表
- スタティック棒グラフ
- スタティック円グラフ
- スタティック表
- 地図
- プロセス
- グラフ/表コンビネーション
ダイナミックとスタティックの違いはこちら。
問題形式の回答サンプルはこちら。
すべての問題タイプで2個ずつ(合計20個)の実践問題サンプルを用意してあります。是非ご覧ください。
Task 2:それぞれのエッセイタイプで自分の回答サンプルを作る
- Opinion/argumentative essays
- Discussion/discursive essays
- Advantage/disadvantage essays
- Problem(cause) and Solution question essays
- Direct question/tow parts question essays
それぞれの問題形式についてはこちら。
それぞれの問題形式の回答サンプルはこちら。
IELTSライティングで共通して押さえるべきポイント【Task 1 & Task 2】
文字数の目安と減点リスク
IELTSライティングはTask 1とTask 2を合計60分で完成させる必要があります。
- Task 1:最低150語(推奨180~230語)
- Task 2:最低250語(推奨270~300語)
注意:ペーパー試験では文字数不足は大幅減点につながるため、余裕をもって書きましょう。コンピュータ試験では文字数が表示されるので最低限でもOKですが、ペーパー試験では解答用紙で練習し、何行目まで書けばよいか把握することが必須です。
パラグラフ構成とバランス
Task 1・Task 2ともに、イントロ・ボディ・結論(Task2の場合)のバランスが重要です。詳細は各Taskのページ(Task1 パラグラフ構成、Task2 パラグラフ構成)をご確認ください。
ペーパー試験の場合、回答用紙のだいたいどの行で各パラグラフを終えるか目安を決めておきましょう。Task 2は1枚目を埋めれば2枚目がもらえるので、文字を小さく詰める必要はありません。コンピュータ試験の場合は、各パラグラフ何文字が目安かボリュームを事前に把握してください。
時間配分と順番
Task 1→Task 2の順番で解答することを勧める本/学校とTask2からスタートすることを勧める本/学校があります。
このサイトではTask 2から書き始めることを推奨しています。理由は以下の通り:
目安:Task 2からスタートして、Task 2に40分、Task 1に20分
IELTSライティングでは、Task 2の方が配点割合が高いため、最初に取り組むことで余裕を持って書けるのが大きなメリットです。
時間配分の目安はTask 1に20分、Task 2に40分ですが、Task 1で時間を使いすぎると、Task 2で焦ってしまいミスが増える可能性があります。逆に、Task 2からスタートすれば、しっかり40分確保した状態で高得点を狙えるので安心です。
さらに、Task 2の方が配点割合が高いということは、Task 2のスペルミスはTask 1のスペルミスよりもスコアへの影響が大きいということです。重要なパートに集中することが合理的です。
時間が足りなくなった場合も、Task 1で字数不足する方がTask 2で字数不足するよりダメージは少ないという点も覚えておきましょう。
Task 1はパターン化で効率的に
Task 1は、グラフや図の形式がパターン化されているため、20分あれば十分に書き終えることが可能です。
このサイトで紹介している覚えるべき単語と使える表現・書き方をマスターすれば、パズルのような感覚でスムーズに仕上げられます。
見直しについて
IELTSライティングでは、見直しの時間がほとんど取れない場合が多いです。特に慣れていないうちは、書き終えるだけで時間いっぱいになることもあります。
もし見直しの時間がある場合は、細かい文法や構成よりも基本的なミスを優先してチェックしましょう。
具体的には:
- 単数・複数の間違い
- 複数形の「s」抜け
- 三人称単数の「s」
- スペルミス
これらの基本的なエラーは、採点に大きく影響するため、短時間で修正できるポイントに集中することが重要です。
IELTSペーパー試験の回答用紙で注意すべきポイント
IELTSのペーパー試験を受ける場合、事前に回答用紙の文字数感覚を把握しておくことが非常に重要です。
普段の書き方で「何行目まで書けば必要な語数に達するか」を練習段階で確認しておきましょう。
特にTask 2では、両面ぎっしり書いたつもりでも、文字や文字間が大きいと250語に満たないケースがよくあります。
このような文字数不足は大幅な減点につながるため、本番前に必ず解答用紙で練習し、行数の目安を把握することがスコアアップの鍵です。
回答用紙は1枚目書き終われば2枚目もらえます。小さい文字で詰めて書くなどしなくて大丈夫です。
IELTSライティングでダメな書き方【Task 1 & Task 2】
ここではTask1とTask2で共通してよくあるダメな書き方を紹介します。
よくあるダメな書き方1:省略形
よくあるダメな書き方2:can not
よくあるダメな書き方3:And—, But—からスタート
And—/But—
そして—、しかし—、と日本語では書きますが、英語ではAnd/Butは文と文をつなぐ”接続詞”で、文頭には使えません。必ず”S+V and/but S+V”の形になります。
文頭にもってこれるのは接続副詞(However, Therefore, Furthermore, Moreover, Neverthelessなど)もしくは接続副詞句(On the one hand, On the other hand, In conclusion, For exampleなど)です。
そして—、しかし—の文を作りたい場合はこちらをご覧ください。
よくあるダメな書き方4:Especiallyからスタート
Especially—
Especiallyもよく日本語の”特に,—“の発想で文頭で使ってしまう人が多いですが、Especiallyは接続副詞としては使えません。
よくあるダメな書き方5:全ての数字が数字
IELTSライティングに臨む前に知っておくべきこと
IELTSのライティングは、スコアアップに最も時間がかかるパートです。
IELTS vs TOEFLの動画でも紹介した通り、TOEFLのライティングで25点以上取れていてもIELTSで7.0を取れない人が多いです(逆も同様)。つまり、IELTSにはIELTS独自の書き方があるということです。
ライティング対策は早めに始めるべき理由
R/L/S/Wすべてで7.0が必要な場合、スピーキングとライティングはリーディングやリスニングに比べて後回しになりがちですが、ライティングこそ早期対策が必須です。
戦略的にスコアを取る方法
もしライティングで7.0が必須でない場合(例:Overallで7.0が取れればOKの場合)、ライティングは6.0で良しとして、他のセクションに時間を割くのも一つの戦略です。
例えば:
- リーディング 7.5
- リスニング 7.0
- スピーキング 6.5
- ライティング 6.0
→ Overall 7.0達成
ライティングのスコアを0.5上げるのは、他のセクションよりも難しく、効率が悪い場合があります。
要求がなければ、思い切って6.0~6.5で良しとする戦略も有効です。
IELTSライティングの再採点を活用しよう
IELTSで時間に限りがある場合、ライティングとスピーキングの再採点を積極的に検討することをおすすめします。
再採点には費用がかかりますが、リーディングとリスニングに比べて、ライティングとスピーキングはスコアが上がる可能性が高いのが特徴です。
実際に、ライティングで6.5から7.5へスコアアップした事例もあります。
このように、一気に1.0アップするケースもあるため、再採点は非常に有効な戦略です。
重要ポイント:
- 再採点でスコアが下がることはありません
- 時間や勉強リソースが限られている場合、再採点は効率的な選択肢です。
British Councilによる再採点の結果👇

関連記事




