Writing Task 1 & Task2
Writing Task 1とTask2の攻略法はそれぞれのページをご覧ください👇
Task1とTask2で共通しておさえておくべきこと
文字数
WritingはTask 1とTask 2を合計1時間で書き終える必要があります。
Task 1は最低150 words/Task 2は最低250 words書く必要があり、適切な単語数はTask 1 180~230 words/Task 2 270~300 wordsです。(コンピュータ試験の場合文字数が表示されるので最低限の文字数でも構いませんが、ペーパー試験の場合文字数に満たないと大幅な減点になるため少し多めに書く感覚をもってください)
ペーパー試験を受ける場合は必ず事前に自分で解答用紙で練習をして文字数を数えて何行目まで書けばよいかを把握してください。
また、Task 1・Task 2ともに各パラグラフ(Task1 パラグラフ構成、Task2 パラグラフ構成)の分量バランスが大切です。回答用紙のだいたい何行目でイントロダクションパラグラフ、ボディ1パラグラフ、ボディ2パラグラフ、(Task 2の場合)結論パラグラフを終わらせるかをしっかりと自分の目安を把握してください。Task 2は1枚目を一杯に書けば2枚目がもらえますので文字を小さくしたり詰めて書かなくても大丈夫です。コンピュータの場合も、各パラグラフ何文字を目安にするかボリュームを事前に把握してください。
Task 2から書き始める
Task 1→Task 2の順番で解答することを勧める本/学校とTask2からスタートすることを勧める本/学校があります。
このホームページではTask 2からスタートすることをお勧めしています。
理由は単純にTask 2の方が配点割合が高いので気持ちに余裕をもってミスを少なくするほうが減点を減らすことができるからです。Task 1に20分、Task 2に40分を使うことが目安ですが、Task 2からスタートしてTask 2にしっかり40分ある状態で書き始めるのと、Task 1で20分以上使ってしまいTask 2でその分巻き返さなければいけない精神状態を想像してみてください。Task 2からスタートした方が気持ちに余裕があることが想像できると思います。極論を言えばTask 2の1単語のスペルミスの方がTask 1の1単語のスペルミスよりスコアへのインパクトは大きいです。
また、Task 1はこのホームページで掲載されている覚えるべき単語と使える表現・書き方をしっかりとマスターすればグラフ/図の形式はパターン化されているのでパズルのような感覚で20分あれば十分書き終わることができます。
スコアアップのコツ
Task 1もTask 2も自分よりレベルの高い人が書いた英文から書き方をパクって自分のものにすることで表現の幅がグンと広がります。カッコいいと思った表現や気に入った表現をどんどん自分のエッセイに加えるようにしましょう。自分が知っている表現・書き方だけで書き続けている間はスコアアップは難しいです。
7.0を取った後に6.0/6.5だった頃の自分のライティングを見返してみると格段の違いがあるはずです。スピーキングで6.5→7.0にスコアアップさせるよりも、ライティングは遥かに大きな努力と飛躍が求められます。
勉強法
Task 1は20分、Task 2は40分(Task 1, Task 2は別の日でOK)で書いてみて、採点項目(Task 1, Task 2)に照らし合わせて、改善できるところはないか徹底的に推敲する。もうこれ以上推敲できないレベルになったらネイティブに添削を依頼する。添削された問題をもう1度書き、添削済みの自分の回答は同じ問題がでたらミスなく完璧に書けるレベルまで覚える(←この覚えたサンプルが自分のベースになる)。
Task 1:1-10の各パターンで1つずつ自分の回答サンプルを作る
- ダイナック棒グラフ
- ダイナミック折れ線グラフ
- ダイナミック円グラフ
- ダイナミック表
- スタティック棒グラフ
- スタティック円グラフ
- スタティック表
- 地図
- プロセス
ダイナミックとスタティックの違いはこちら。
Task 2:それぞれのエッセイタイプで2パターンずつ(合計10)自分の回答サンプルを作る
- Opinion/argumentative essays
- Discussion/discursive essays
- Advantage/disadvantage essays
- Problem(cause) and Solution question essays
- Direct question/tow parts question essays
それぞれの問題形式についてはこちら。
ライティングに臨むにあたって
ライティングはIELTSの中で最もスコアアップに時間が掛かります。
IELTS vs TOEFLの動画でも紹介した通りTOEFLで25点以上取っていてもIELTSで7.0を取れない人が多くいます(その逆も)。つまりIELTSにはIELTSの書き方があります。
R/L/S/Wの全てで7.0などの要件がある場合、スピーキングとライティングはリーディングとリスニングに比べて勉強が後回しになりがちですが、ライティングこそ時間をかけて早々から対策をする必要があります。
しかし、ライティングで7.0が要求されない場合、例えばOverallで7.0だけ取ればいい場合、ライティングは6.0でOKとして、その他に時間を割くのも一つの戦略です。リーディング7.5、リスニング7.0、スピーキング6.5を取ればライティングは6.0でOverall 7.0になります。
ライティングの0.5アップはほかの0.5アップより難しく効率が悪いので要求がなければ思い切って6.0-6.5で良しとしてしまいましょう!
再採点について
もし時間に限りがある場合、ライティング・スピーキングは再採点を積極的に活用しましょう。お金はかかりますが特にライティングはスコアが上がる可能性が大きいです。
6.5から7.5へのスコアアップの事例です。このようにいきなり1.0スコアアップする可能性もありますので再採点は積極的に使いましょう。再採点でスコアが下がることはありません。
British Councilによる再採点の結果👇