最終更新日:2025年1月6日
IELTS(アイエルツ)7.0対策 – Speaking
General information (続き)
IELTS Speaking General information
はじめに
IELTS AcademicのSpeakingは、大学のカリキュラム (クラスメイトとのコミュニケーション、課外活動(Field Trip)についてのプレゼンテーションやその質疑応答、教授/チューターへの質問 etc.) で必要なSpeaking力が試されている。おしゃべり英会話の延長でネイティブ風にしゃべるのでは高得点は到底無理。これはAcademicの英語試験。
語学学校で習うようなおしゃべり英会話(Part1)に加えて、自分の経験したことの展開を話す力(Part2)、自分の意見や一般的な事項について理論的/多角的に話す力 (Part3)が要求される。
文法が正しいだけでは高得点はとれない。また、Writingとは異なり、コミュニケーションで使用する単語やフレーズを入れる必要がある。「正しい英文法 + ネイティブならこう言う」をおさえて流暢に話すことがポイント。
スコア別のレベル:
イメージ的には、次のような感覚
6.5:ところどころミスはあるけどまあ話せる
7.0:いろいろな文法と時制はほぼ正確に使える
7.5:7.0レベルに仮定法などの言い方や長い文章もほぼ正確に使える
8.0:難しい単語を追加できている
用意してきたと思われる回答は避ける。何かと京都ネタを出すのが日本人に多いらしい。
対策
試験官は持っている冊子に書いてある予め用意された数パターンの質問の中から聞いてくる。その質問(冊子)は数ヶ月おきに変わるが、一定期間は同じパターンの中から聞かれる。
直近の試験で出ている質問は以下のサイトにまとめられているので、まずはこの最近聞かれている質問に答えられるようにしておく。
この他のも同じように最近聞かれたことが掲載されているサイトがあるようです、ぜひご存じの方は問い合わせフォームより情報お寄せください!(世界中のIELTS挑戦者で協力しあって高得点を目指しましょう!!!)
話題や言い方、単語、Phrasal verbは無限にある。まずは、最近出ている質問に対しては、答えるネタ、使える単語、Phrasal verbを用意しておく。
文書の暗記は暗記してた文書だけ流暢になる可能性があるので絶対に答えの暗記はしない。
Speaking練習方法
まず、最近出ている質問に対して自分の回答を録音(絶対に録音は毎回やる)。そして、自分の回答をチェックして改善点を徹底的に探し出す。同じ問題でも何度も回答・録音・改善を繰り返す。
予算があれば、Speaking/WritingはIELTSを良く知るネイティブのチェックを使うことがおすすめ。(Reading/Listeningはこのホームページで紹介している解き方とトレーニングをやれば7.0以上は確実に狙えるので対策にお金をかける必要性は低いので資本はSpeaking/Writingに集中投下させる)
まずは本番をイメージしながらひとりIELTSをしてみましょう。音声は必ず録音します。
問題は最近よく聞かれている問題からピックアップすることがお勧め👇👇👇
- 第1-3文型に偏っていないか?=第4,5文型に変えられるところはないか?
- Paraphraseできる単語はないか?
- Phrasal verbやイディオムが使えるところはないか?
- so—that構文、not only—but also—構文に変えれるところはないか?
- 仮定法を使えるところはないか?
- アー、エーが多くないか?
改善できているかもう1度同じ問題で練習しましょう。時間をおいて何度も同じ問題で練習しましょう。
Chat GPT
Speakingの練習はIELTSに限らず、話してミスを指摘されて改善しての繰り返しが大切です。
現役/元IELTS試験官からレッスンを受けれればベストですが、予算的に厳しい場合にはChat GPTを活用してみましょう👇👇👇
Hey ChatGPT, I want to simulate IELTS Speaking exam Part 1/2/3.
Act as IELTS examiner, asking me Part 1/2/3 questions.
Also evaluate my responses and give feedback based on fluency, coherence and pronunciation.
At the end of speaking test, let me know what is my band.
(YouTube動画15:03)
I would like to practice IELTS Speaking part 1/2/3.
This part is going to be evaluated based on the four criteria, which are fluency and coherence, lexical resource, grammatical range and accuracy, and pronunciation.
After each response, I want you to give me your feedback in the area of grammatical improvements, vocabulary suggestions, and potential refined answer that I can score band 9, please.
残念ながら大手IELTS学校でもSpeaking担当のネイティブ講師は必ずしもIELTSの試験に携わったことのある講師ではありません。ネイティブというだけでIELTSのプロではない場合が多いです。また授業でも日本人同士で会話の練習をすることが多くSpeakingスコアアップで大切な改善点を見つけられない場合が多いです。Chat GPTの方がSpeakingのレベルアップに効果的かもしれません。
文法的に正しくても、Phrasal verb(句動詞)やイディオムを入れないと得点にはつながらない。この点をしっかりと知っているネイティブからの指導を受ける必要がある。(日本人同士の練習ではこの点への指摘は到底無理)
『ナイキ エア マックス 95 の限定モデルを数か月間探していて、ついに表参道のショップで見つけました。買ったときは本当に嬉しかったです』
I was looking for some Nike Air-Max 95 limited edition for a couple of months and finally found them at a shop in Omote-sando. When I bought them, I was really happy.
I was looking for some Nike Air-Max 95 limited edition for a couple of months and finally found them at a shop in Omote-sando. When I got my hands on them, I was on cloud nine.
bought 買った ⇒ got my hands on 手にした
really happy 本当に幸せ ⇒ on cloud nine もう最高の気分
もしコースをとる経済的余裕があるならIELTSを運営するBritish Councilのコースがおすすめ。自分で録音するSpeaking練習、ChatGPTを使った練習に加えて、金銭的に余裕があるのであれば、IELTS対策学校よりもBritish Council運営のコースの方がIELTSを熟知した講師がスピーキングアップのコツを教えてくれます。
採点項目
IELTS Speakingは次の4点で採点される。
- Fluency and coherence:話しの流れ 👉沈黙なく自然な感じで質問に答えられる
- Lexical resource :使う単語/フレーズ 👉いろいろな単語を使っている
- Grammatical range and accuracy:正しい文法/時制 👉いろいろな文法を正しく使っている
- Pronunciation:発音 👉理解しやすい発音で話している
Fluency and coherence:話しの流れ
6.0
- is willing to speak at length, though may lose coherence at times due to occasional repetition, self-correction or hesitation
- uses a range of connectives and discourse markers but not always appropriately
7.0
- speaks at length without noticeable effort or loss of coherence
- may demonstrate language-related hesitation at times, or some repetition and/or self-correction
- uses a range of connectives and discourse markers with some flexibility
答えの長さ
短い文と長めの文を混ぜる。重要な文はパシッと短い文でインパクトを与え、接続詞/関係代名詞を使った長めの文で接続詞や関係代名詞を使えることをアピールする。
春が好きです。美しい桜が見られます。桜は私たちの国花です。
春は国花である美しい桜が見られるので好きです。
流暢さ
ストラクチャー
そこで大切なのが各Part毎で論理的に話す基本ストラクチャーを意識すると話しやすくなる。(基本ストラクチャーを意識しすぎて話せなくなるのは逆効果なのであくまでネタだしの参考に!)
Part 1
まずは質問にストレートに回答する
思いつく限りの関連トークをする。
過去の関連エピソードを話す。
過去の関連エピソードを話す。
将来の関連エピソードを話す。
【質問】ペットを飼っていますか?
はい飼っています。
犬を1匹飼っています。名前はポチで白い3歳の犬です。
私が15歳の誕生日のときに両親がプレゼントしてくれました。
とても可愛くいまでは家族の一員です。
もし留学がきまったら一緒につれていくつもりです。
Part 2
何について話すか(メイントピック)を試験官に伝えます。
1つ目の質問に答えることで何について話すかを答えられる場合が多い。
“ストレートに回答⇒発展”を意識
残りの質問に1つづつ答えます。
“ストレートに回答⇒発展”を意識
Q1-3は過去のことなのでそこから現在のこと・未来のことに発展させて話します。過去のことを話したので「あのとき—だったら今—だったのに」など仮定法をいれるとGood。
【Q1】what the law was
日本の路上でタバコを吸うことを禁止する法律について話したいと思います。
この法律は国民の路上での安全を守るとても良い法律なので私はこれを選びました。
この法律により日本では公共の道路や歩道でタバコを吸うことは禁止されています。喫煙者は限られた場所でのみタバコを吸えます。
【Q2】who introduced it
この法律は日本政府が作りました。
+ 関連トーク(多くの市民が要望した etc)
【Q3】when and why it was introduced
はっきりとした年は分かりませんが10年前くらいだったと思います。歩いているとき大人が持つタバコの位置は子供の顔の高さとちょうど同じで、火の付いたタバコが子供の顔にあたり大怪我をする事故が問題になり法律ができました。受動喫煙の問題もその法律を作る一つのきっかけになったと思います。
+ 関連トーク(海外でも同じことが問題になっていた etc)
【現在】
現在ではその法律が当たり前になり路上でタバコを吸っている人は日本では見かけません。もしあのとき法律ができていなかったら、より多くの子供たちが怪我をしていたと思います。この法律により多くのひとがタバコ問題に気付きました。
【未来】
日本政府は肺がんなどタバコの健康被害の多さから喫煙スペースを今後減らしていく予定です。
Part 3
先ずは主張(結論)をストレートに伝える
日本語でよくある背景と理由をはなしてから結論を言わないように!
- 回答の理由
- 具体例
- 自分の意見と反対の意見
- 比較
- もし—ではなかったらのストーリー
- 過去の話・現在の話・未来の話
【質問】
よく人々は文化の違いが人々の行動に表れていると言います。この意見についてどう思いますか?
【回答】
私はこの意見に同意します。
例えば、日本人は一般的に時間を厳守しますが、一方私の理解する限り、ラテンアメリカ諸国の人々は私たちよりも時間に厳守しない傾向があります。つまり、文化は人々の行動に大きな影響を与えると私は思います。とは言うものの、おそらくグローバル化やソーシャルメディアの影響で、人々の行動はますます似てきていると思います。このように考えると、文化の違いはますます少なくなってきていると思います。
Signposting words
ストラクチャーで紹介した流れで話すのに大切なのがSignposting words。
文と文をつなぐ接続詞や前置きの言葉(Signposting words)をしっかりと使うと話の流れが分かりやすくなってスコアアップにつながる。
特に英語は何を言いたいのかを先に伝えることが大切なので、Signposting wordsを入れて試験官にいまから言うことを先に伝える。
- 結果を言う場合:As the result,
- まとめを言う場合:In a nutshell,
- 違う側面を言う場合:On the other hand,
- 同じことを言う場合:Also,
- 比較したことを言う場合:Compared to,
- 何について述べるかを先に言う:When it comes to —
若者はだいたいテクノロジーに精通しています。高齢者はテクノフォビア(科学技術恐怖症)になる傾向があります。
若者はだいたいテクノロジーに精通しています。若者に比べて高齢者はテクノフォビア(科学技術恐怖症)になる傾向があります。
特にPart 3ではSignposting wordsをしっかりと入れて理論的なストーリーを作って話す必要がある。
7.0を取るには頭で考えながら話すのではなく、(単語によっては流暢さを失ったり修正や繰り返しがあるが)自然と出てくる流暢な英語にする必要がある。練習を重ねて、接続詞やSignposting wordsが滑らかに出てくるようにしよう。
自然な会話の滑らかさを意識しよう。アー、Ummmmが多すぎるのはNG/逆に静寂になるのもNG!
この動画はB2(IELTS 5.5~6.5)のサンプルですが、多くの人が無意識のうちにしているクセが良く出ています。
英語をしゃべる前や文の途中で「Uhnn—(ァーン)」がものすごく多く発せられています。Uhnn, I think, uhnn—
自分では気づかないうちにUhnnを連呼しています。これは自分で録音を聞いてみれば気づけます。
このUhnnは本当に語彙を選んでる以外はただのノイズです。
Lexical resource :使う単語/フレーズ
6.0
- has a wide enough vocabulary to discuss topics at length and make meaning clear in spite of inappropriacy
- generally, paraphrases successfully
7.0
- uses vocabulary resource flexibly to discuss a variety of topics
- uses some less common and idiomatic vocabulary and shows some awareness of style and collocation, with some inappropriate choices
- uses paraphrase effectively
Paraphrase (パラフレイズ)
Paraphrase(パラフレイズ)=同じ意味でも単語/言い方を変えること。
同じ単語の連発では文法が正しくてもスコアはでない。
“暑い”という単語もParaphraseすると : hot → baking → boiling → scorching
同意語は”synonyms“で検索:HOT Synonyms: 180 Synonyms & Antonyms for HOT | Thesaurus.com
ラザニア法:同じラザニアでも違う言い方で「おいしい」を伝えてみよう。
『私は先週友達とレストランに行きました。出された食事は本当に美味しく、特にラザニアは人生で食べた中で最も美味しかったです。東京のどのレストランよりも美味しい料理を提供していると思います。 「おいしい」という言葉がまさに彼らの食事を言い表す言葉です。』
Paraphrase : tasty → delicious → mouth – watering → scrumptious
単語だけではなく同じ言い方も連発は避けなければいけないのでいろいろな言い方を覚えよう。
—だと思う:I think — → I reckon — / I believe — / In my view, — / My view is—,
Phrasal verb
話し言葉ではネイティブはPhrasal verbを多く使う。
日本人が教科書で学ぶ英語は多くがカタい書き英語なのでたくさんPhrasal verbを覚えてネイティブらしく話そう。
- return → come back
He returned from school → He came back from school.
彼は学校から帰ってきた
- continue → carry on
We continued playing soccer even though it started to rain→ We carried on playing soccer even though it started to rain.
私たちは雨が降ってもサッカーを続けた。
- reduce → cut down on
We need to reduce CO2 emissions → We need to cut down on CO2 emissions.
私たちは二酸化炭素の排出を減らす必要がある。
イディオム(慣用句)を入れる
イディオムをネイティブは会話で多用する。
イディオムを1回の試験で必ずひとつ入れるように簡単なものを用意しておこう。
「とても幸せだった」でも「I was really happy」ではなく
- I was really buzzing!
- I was on cloud nine!
- I was feeling on top of the world!
- I was over the moon!
- I was jumping for joy!
- I was in seventh heaven!
「悲しいかった」も「I was really sad」ではなく
- I was a bit down in the dumps.
- I felt a bit blue.
- My heart sank a bit.
- I had a bit of a lump in my throat.
ネガティブな表現には、”a bit”を形容詞の前に置くとネイティブが話すナチュラルな英語になります。
IELTS 試験官が喜ぶイディオムリストはこちら
イディオムを気合を入れて全て覚えようとはしないこと!
最近よく聞かれている問題のネタを考える時に、使えそうなイディオムをピックアップしましょう。
仕事や勉強、日常生活で使えるイディオム
意味 | イディオム | 例文 |
---|---|---|
宙ぶらりん | up in the air | Our plans for the winter are still up in the air. 冬の予定はまだ宙に浮いたまま(決まってない)です。 |
ふりだしに戻る | back to square one | None of the applicants were suitable, so I had to go back to square one and advertise the job again. 応募者は誰も適任ではなかったので、ふりだしに戻って求人を再度宣伝する必要があった。 |
超簡単 | a piece of cake | The test was a piece of cake. テストは超簡単だった。 |
時間との闘い | work against the clock | I had to work against the clock to finish my report. レポートを仕上げるには時間との戦いが必要でした。 |
全体的に | across the board | Further cost saving across the board is needed. 全体的なさらなるコスト削減が必要です。 |
夜遅くまで働く/勉強する | burn the midnight oil | I burned the midnight oil trying to finish the report. 私はレポートを完成させようとして夜遅くまで働きました。 |
的を射る | hit the nail on the head | I thought my manager hit the nail on the head when he said that what’s lacking in this company was a feeling of confidence. この会社に欠けているのは自信だという上司の言葉は的を射ていると思いました。 |
—の芽を摘む | nip — in the bud | My manager couldn’t nip the problem in the bud before it starts affecting the entire project. 私のマネージャーは、プロジェクト全体に影響が出る前に問題の芽を摘み取ることができませんでした。 |
危機を脱する | out of the woods | If my company’s sales stay strong, we should be out of the woods by the next quarter. 会社の売上が好調を維持できれば、次の四半期までに危機から脱却できるはずです。 |
途中でやめる・諦める | throw in the towel | My company is already throwing in the towel after finding very little success. 私の会社はほとんど成功を収められず、すでに諦めています。 |
能力以上のことをしようとする | bite off more than one can chew | We bit off more than we could chew in our project. 私たちはプロジェクトで能力以上のことをしようとした。 |
フライングする | jump the gun | My company jumped the gun by building the head office before they got permission from the town council. 私の会社は、町議会の許可を得る前に本社をフライングして立ててしまいました。 |
順調に進む | keep the ball rolling | Hopefully, my company can keep the ball rolling next year, too. 会社が来年も順調に進むように願ってます。 |
超満員 | packed like sardines | In Tokyo, the train commuters are packed like sardines. 東京では電車通勤は超満員です。 |
崩壊する | go down in flames | My company went down in flames after the CEO was caught with fraud. 私の会社はCEOが詐欺で捕まってから崩壊した。 |
どんな悪いことにも希望がある | every cloud has a silver lining | In any case, every cloud has a silver lining. どんな場合でも悪いことがあっても希望はあるよ。 |
最後の最後まで分からない | down to the wire | This year’s election looks to be going down to the wire. 今年の選挙は最後の最後まで分からない。 |
スズメの涙 | a drop in the ocean | The scholarship was a drop in the ocean of my tuition costs. 奨学金は学費への雀の涙だった。 |
失敗する、壊れる | bite the dust | My sister’s first marriage bit the dust. 私の妹の初めての結婚は失敗だった。 |
非常に高い | (go) through the roof | Food prices have been going through the roof. 食料価格の高騰が続いている。 My stress was through the roof. ストレスは非常に高かった。 |
ギリギリで | at the eleventh hour | I finished my work at the eleventh hour. 私はギリギリで仕事を終えた。 |
出発する/道に出る | hit the road | It was time for him to hit the road and start looking for new job opportunities. 彼にとっては出発して新しい仕事を見つける時だった。 |
ごくたまに/めったにない | once in a blue moon | My brother lives in the UK, so I only see him once in a blue moon. 兄はイギリスに住んでいるのでごくたまにしか会えない。 |
不幸中の幸い | a blessing in disguise | Being caught in that traffic jam was a blessing in disguise. あの交通渋滞に巻き込まれたことは不幸中の幸いでした。 |
(値段が)高い | cost an arm and a leg | University tuition costs an arm and leg nowadays. 今では大学の授業料は高額です。 |
ありふれている | a dime a dozen | In Tokyo, waiters trying to become famous actors are a dime a dozen. 東京では、有名な俳優になろうとする人はありふれている。 |
突然 | out of the blue | My boyfriend seemed so surprised by the news that it must have come out of the blue. 彼氏はその知らせにとても驚いたようで、きっと突然のことだったに違いありません。 |
人の行動や性格で使えるイディオム
意味 | イディオム | 例文 |
---|---|---|
幸運を祈る | break a leg | My mother whispered ‘Break a leg!‘ to me this morning. 母は今朝「頑張って」と私にささやいた。 |
無駄な努力をする | chase one’s tail | I’m chasing our tails until something or someone turns on this. 何かが起こるまで、私は無駄かもしれないが努力をする。 |
ずばっと要点を言う | cut to the chase | I’m a very busy man, so I need an assistant who can cut to the chase. 私はとても忙しいのでズバッと要点を言ってくれるアシスタントが欲しい。 |
だれにも言えない楽しみ | guilty pleasure | Reading gossip magazines is my guilty pleasure. ゴシップ雑誌を読むのが私の人には言えない楽しみです。 |
超絶幸せ | over the moon | I’ve been over the moon ever since I got engaged. 婚約してから超絶幸せです。 |
外見で判断できない | cannot judge the book by its cover | The candidate did not look very intelligent, but we can’t judge a book by its cover. 候補者はあまり知的に見えませんでしたが、人は外見で判断できません。 |
そっくり | spitting image | My sister is just the spitting image of my mother! 妹は母親そっくりなんです。 |
なんだか怪しい | smell fishy | My boyfriend’s response smelled fishy. 彼氏の反応は少しなんだか怪しいと思った。 |
ためらわず | at the drop of a hat | I can always depend on my boyfriend. Any time I need help, he’s there at the drop of a hat. 私の彼はいつも頼りがいがある。私が助けが必要なときはいつでも、彼はすぐにそこにいてくれる。 |
耐えて頑張ってする | bite the bullet | I don’t like cleaning, but I bite the bullet and do it. 私は掃除が好きではありませんが、頑張って掃除をします。 |
起きたことにくよくよする | cry over spilled milk | My boyfriend is just crying over spilled milk. 彼はただ起きたことにくよくよしてるだけ。 |
優勢な側につく | jump on the bandwagon | I can’t stand these people who just jump on the bandwagon after a win. 勝った後に優勢な側につく人たちに我慢できない。 |
秘密を漏らす | let the cat out of the bag | I was trying to keep the party a secret, but my sister let the cat out of the bag. 私はパーティーのことを秘密にしようとしていたのですが、妹が秘密を漏らしてしまった。 |
あとはXX次第 | the ball is in one’s court | I’ve helped him in every way I can – the ball’s in his court now. 私はできる限りあらゆる方法で彼を助けてきました –後はかれ次第です。 |
良い時も悪い時もどんなときも | through thick and thin | My boyfriend has always been there for me through thick and thin. 私の彼は良いときも悪いときもずっと一緒にいてくれた。 |
恩をあだで返す | bite the hand that feeds | My sister is always rude to my mother. It’s like she is biting the hand that feeds her. 私の妹はいつも母に対して失礼です。まるで恩をあだで返しているようだ。 |
我慢の限界を超える | the last straw | The last straw was when the company fired my manager. 我慢の限界を超えたのは会社が私の上司をクビにしたときだった。 |
思いっきりはしゃぐ | paint the town red | After our exams finished, we all decided to get dressed up and paint the town red. 試験が終わったら私たちはみんなおしゃれして思いっきりはしゃぐことを決めた。 |
緊張をほぐす | break the ice | My sister suggested that we play a party game to break the ice. 妹は緊張をほぐすためにパーティーゲームをしようと提案しました。 |
からかう | pull one’s leg | I panicked when he said the test was tomorrow, but then I realised he was just pulling my leg. 彼が明日テストだと言ったときパ二くりましたが、その後、彼はただからかっているだけだと気づいた。 |
しっかりと聞く | be all ears | I was all ears when my grandfather was telling about his adventure trip to the Alps in his youth. Source. 祖父が若い頃のアルプスへの冒険旅行について話しているとき、私は耳を傾けていました。 |
ためらう/ビビってる | get cold feet | He was supposed to propose to her on her birthday, but he got cold feet and changed his mind. 彼は彼女の誕生日にプロポーズするはずだったが、彼はためらって考えを変えた。 |
大成功する | hit the jackpot | She hit the jackpot with her business. 彼女は自分のビジネスで大当たりしました。 |
ストレス発散する | let off steam | I jog after work to let off steam. ストレス発散のために仕事の後ジョギングします。 |
チャンスを逃す | miss the boat | I don’t want to miss the boat on this one. このチャンスを逃したくない! |
人づてに聞く | through the grapevine | I heard the news through the grapevine. 私はそのニュースを人づてに聞いた。 |
絶対ない | when pigs fly | My company will give me a bonus when pigs fly. 会社がボーナスをくれることは絶対ない。 |
要点を話す | cut to the chase | Can you cut to the chase and tell me what happened? 何があったか要点を話してもらえませんか? |
下心がある/私欲を求める | have an axe to grind | She is critical of the project, but she has an axe to grind. 彼女はそのプロジェクトに批判的ですが、下心があります。 |
騒ぐ | kick up a fuss | We should try to solve the problem without kicking up a fuss. 私たちは騒ぐことなく問題を解決するべきだ。 |
一つのことに全てを賭ける | put all one’s eggs in one basket | I just didn’t want to put all my eggs in one basket. 一つのことに全てを賭けたくなかった。 |
行間を読む/空気を読む | read between the lines | She’s good at reading between the lines. 彼女は空気を読むのが上手い。 |
秘密をバラす | spill the beans | She spilled the beans about the project to the competitors. 彼女は競合他社にそのプロジェクトの秘密をバラしてしまった。 |
真に受けない | take — with a grain of salt | This website has many good articles, but I’d take what they say with a grain of salt. このウェブサイトには良い記事がたくさんありますが、私はそれが言っていることを真に受けないようにしたい。 |
犠牲にする/裏切る | throw — under the bus | She was quick to throw her colleague under the bus to save her own reputation. 彼女は自分の評価を守るために同僚を簡単に犠牲にする。 |
言葉を慎む | bite one’s tongue | I wanted to tell her exactly what I thought of her, but I had to bite my tongue. 彼女についてどう思っているのかちゃんと伝えたかったのですが、言葉を慎まなければならなかった。 |
関係を壊す | burn bridges | He burned his bridges with her by telling everyone her secret. 彼は、彼女の秘密を皆に話すことで、彼女との関係を壊してしまった。 |
人の目を引く/目に留まる | catch one’s eye | I was looking around the shop for a present for my boyfriend, and this jacket caught my eye. 彼氏へのプレゼントを求めてお店を見回していたら、このジャケットが目に留まりました。 |
試練を乗り越える | jump through hoops | I had to jump through hoops to get the promotion. 昇進を得るために試練を乗り越えなければならなかった。 |
責任転嫁する | pass the buck | He’s always trying to pass the buck. 彼はいつでも責任転嫁しようとしている。 |
危うい立場 | on thin ice | I was on thin ice with my boss as I hadn’t finished the report. 私はレポートを終えていなかったので、上司に対して危うい立場にあった。 |
うまく立ち回る | play one’s cards right | My boss has been impressed with my work. If I keep playing your cards right, I could see a promotion. 上司は私の仕事ぶりに感銘を受けている。もし私が上手く立ち回れば、昇進が見込めると思う。 |
波風を立てる | rock the boat | I didn’t want to rock the boat. 波風を立てたくなかったのです。 |
見解が一致する | see eye to eye | My manager and I don’t always see eye to eye on everything. 私の上司と私は全ての意見が合いません。 |
どっちつかずの | sit on the fence | My manager is always sitting on the fence and making no comment. 私の上司はいつもどっちつかずで意見を述べない。 |
(成功を)横取りする | steal one’s thunder | Although my manager didn’t do anything, he stole my thunder on the project. 上司は何もしなかったのに、彼はプロジェクトで私の功績を横取りした。 |
(人に)圧力をかける | twist one’s arm | My manager had twisted my arm to get me to invite him. 私の上司は私が彼を招待するように圧力をかけた。 |
具合が良くない | under the weather | My manager was under the weather yesterday. 私の上司は昨日具合が良くなさそうだった。 |
破産する | break the bank | It only costs 10,000 yen. That’s not going to break the bank. たった10,000円でした。破産することはありません。 |
誤解を解く | clear the air | We had a big argument yesterday, but I guess it helped clear the air between us. 私たちは昨日大きな口論をしましたがそれが私たちの誤解を解くのに役立ったと思います。 |
めちゃくちゃ高い | cost a pretty penny | A fancy car like Ferrari costs a pretty penny. フェラーリのような高級車はめちゃくちゃ高い。 |
期待に沿う | cut the mustard | I was afraid his plan didn’t cut the mustard. 彼の計画では期待に応えられないのではと心配でした。 |
凹む | down in the dumps | My boyfriend was down in the dumps because he failed one of her exams. 私の彼氏は試験の一つに不合格だったので凹んでいました。 |
期待に沿う・条件/要求を満たす | fit the bill | My father is going to foot the bill for my wedding. 私の父は私の結婚式の費用を出すつもりです。 |
何もかも全て | the whole nine yards | For my boyfriend, I’ll go the whole nine yards. 彼のためなら私は何でもする。 |
お手上げ | in over one’s head | My boyfriend tried to pay his gambling debts, but he was in over his head. 私の彼はギャンブルの借金を返そうと試みたがもうお手上げだった。 |
役割を果たす | pull one’s weight | My boyfriend is quiet, but he pulls her weight. 私の彼は静かだが役割はしっかり果たす。 |
強く叱る | read (someone) the riot act | My mother really read my sister the riot act about her smoking habit. 私の母は妹の喫煙について厳しく叱った。 |
噂話をする | spill the tea | My colleague seemed to have spilled the tea. 同僚が噂話をしていたみたい。 |
いっぱいいっぱい | have a lot on one’s plate | Last week was hectic as I had a lot on my plate. 先週はやることが多くていっぱいいっぱいだった。 |
イライラの原因 | a chip on one’s shoulder | This issue of promotion is becoming a chip on my shoulder. 昇進の問題が私のイライラの原因になっている。 |
見て見ぬふりをする | turn a blind eye | I didn’t want to turn a blind eye to the situation. その状況を見て見ぬふりをしたくなかった。 |
実績がある | under one’s belt | My manager has a business degree under his belt. 私の上司ビジネスの学位とった実績がある。 |
スタートさせる | set the ball rolling | My boyfriend decided to set the ball rolling on his own business. 私の彼は自分のビジネスを始めることを決めた。 |
またの機会にする | take a rain check | I needed to take a rain check on dinner to finish this project on schedule. 私はスケジュール通りプロジェクトを終わらせるためにディナーを先延ばしする必要があった。 |
ありえない | when hell freezes over | I’ll lend my brother money when hell freezes over. 弟にお金を貸すことはありえない。 |
手を引く | pull the plug | My company has decided to pull the plug on the project. 私の会社はそのプロジェクトから手を引くことを決めた。 |
(気持ちを)入れ替える | turn over a new leaf | I’ve decided to turn over a new leaf and prioritise my work. 気持ちを切り替えて仕事を優先することにした。 |
マズいことになる | in hot water | I was in hot water with my manager. マネージャーとも揉めちゃった。 |
(罪から)免れる | off the hook | My manager denied leaking the documents to get himself off the hook. 私の上司は罪から免れるために資料を漏らしたことを否定した。 |
調子がいい | on the ball | I didn’t sleep well last night and I’m not really on the ball today. 昨夜よく寝れなかったから今日は調子がよくない。 |
危ない橋を渡る | go out on a limb | I thought my sister was going out on a limb by investing in the start-up business. 私は妹がその新興ビジネスに投資して危ない橋を渡ったと思った。 |
一層悪い事態になる | out of the frying pan into the fire | My friend’s first marriage was unhappy, but his second was even more unhappy – it was a real case of out of the frying pan into the fire. 私の友達の最初の結婚は不幸で2回目の結婚はさらに悪かった。踏んだり蹴ったりの状態だった。 |
核心をつく | hit the nail on the head | Her questions hit the nail on the head. 彼女の質問は核心をついていた。 |
くつろぐ | let one’s hair down | I want to let my hair down. ゆっくりしたい。 |
臨機応変に対応する | play it by ear | We decided to play it by ear. 臨機応変に対応することを決めた。 |
こらえる | bite one’s lip | I had to bite my lip to avoid saying something rude. 失礼なことを言わないようにこらえなければならなかった。 |
目を向ける | keep an eye on | I asked my sister to keep an eye on the bags. 私は妹にバックを見ててと頼んだ。 |
息を整える | catch one’s breath | I needed to stop running to catch my breath. 息を整えるために停まる必要があった。 |
元気をだす/頑張る | keep one’s chin up | The first few weeks will be tough, so keep your chin up. 最初の数週間はキツいけど、頑張って。 |
ハンパない存在 | the real deal | My manager’s performance proved he was the real deal. 私のマネージャーのパフォーマンスは彼がハンパない存在であることを証明した。 |
猛勉強する | hit the books | I have an exam next week, so I must hit the books now. 来週テストがあるので今猛勉強しなきゃ。 |
手を引く | jump ship | My manager advised investors that it is too early to jump ship. 私の上司は投資家に手を引くのは速いとアドバイスした。 |
先送りにする | kick the can down the road | My company can’t continue to kick the can down the road on the problem. 私の会社は問題を先延ばしにし続けることはできない。 |
めちゃ怒っている | up in arms | My manager was up in arms about the new management structure. 私のマネージャーは新しい管理体制にめちゃ怒っていた。 |
寝る | hit the hay | After taking exams all week, I couldn’t wait to hit the hay tonight. 一週間試験を受けていたので、寝ずにはいられなかった。 |
コロケーション
コロケーションとは単語と単語の組合せのことで、文法的には正しくても組合せが悪いと通じない。
例えば、
「薬を飲む」もdrink medicineではなく”take medicine”。
「影響を与える」は”make an impact”。makeと同じ”作る”のcreateでcreate an impactと言っても通じない。
Social mediaの有料広告”paid advertising on social media”も、同じ”有料”でchargedを使ってcharged advertising on social mediaにはならない。
辞書の単語を並べるのではなく、正しいコロケーションで特定の話題にあった単語を使う必要がある。
便利なコロケーション
make, have, take, payを使いこなせばネイティブっぽい話し方ができます。
例えば「そこで、私は提案しました。」と言うときに「Then, I suggested.」と言ってしまうのは間違い。suggestは他動詞で必ず目的語がsuggestの後に来るので、「Then, I suggested.」と言うと、「何をsuggestしたの???」となってしまいます。
そこで、suggestを名詞にして、動詞のmakeと組み合わせて『Then, I made a suggestion.』とすれば完璧な文になります。
よく使える動詞は、make, have, take, payです。take a suggestionはコロケーション的になしなので動詞と名詞をセットで覚えるようにしましょう。
Make
- make a call (to) (👈call):電話をする
- make an effort:努力をする
- make money:稼ぐ
- make a mistake (👈mistake):間違える
- make a change (👈change):変更する
- make a promise (👈promise):約束をする
- make an appointment:アポする
- make an improvement (👈improve):改善する
- make an attempt (👈attempt):試みる
- make a plan(👈plan):計画する
- make an announcement(👈announce):発表する
- make a complaint(👈complain):苦情を言う
- make an excuse(👈excuse):言い訳を言う
- make an arrangement (👈arrange):アレンジする
- make a decision(👈decide):決める
- make a payment(👈pay):お金を払う
- make a suggestion(👈suggest):提案する
- make a reservation(👈reserve):予約する
- make a prediction(👈predict):予測する
- make a contribution(👈contribute):貢献する
- make a choice(👈choose):選択する
- make a discovery(👈discover):発見する
Have
- have a seat:座る
- have a drink:(お酒を)飲む
- have an impact (on):影響がある
- have a look (at)(👈look at):見る
- have a discussion(👈discuss):議論する
- have a try(👈try):試す
- have a talk(👈talk):話す
- have a dream:夢を持つ
- have a laugh(👈laugh):笑う
- have a go(👈go):やってみる
- have a rest:休む
- have a chat:おしゃべりする
Take
- take a walk(👈walk):歩く
- take a break:休憩する
- take a seat:座る
- take a shower:シャワーを浴びる
- take a nap:居眠りをする
- take a guess(👈guess):推測する
- take a breath:息をする
- take a course:コースをとる
- take a risk:リスクをとる
- take a look(👈look):見る
- take action(👈act):行動する
- take a ride(👈ride):乗る
Pay
- pay respect:敬意を払う
- pay attention:注意を払う
レベルの高い単語を使う(とくにPart3)
とくにPart3ではレベルの高い単語を入れるとスコアアップに直結しやすい。
difference/gap (違い・差) → discrepancies (相違)
There were some differences between their stories.
👉There were some discrepancies between their stories.
彼らの話には相違がある。
Grammatical range and accuracy:正しい文法/時制
6.0
- uses a mix of simple and complex structures, but with limited flexibility
- may make frequent mistakes with complex structures, though these rarely cause comprehension problems
7.0
- uses a range of complex structures with some flexibility
- frequently produces error-free sentences, though some grammatical mistakes persist
第1文型から第5文型まで広く文法を正確に使うようにする。
現在形/現在進行形/過去形/過去進行形/現在完了形/過去完了形/未来形の時制を意味をしっかりと理解した上で使いこなすようにする。
様々な時制を適切に使う
いろいろな時制を使って試験官にアピールしましょう👉いろいろな時制の使い方チェック。現在形と現在進行形の違い(こちら)については意外と見落とされがちなので要注意。
現在形:現在のところ変わることはない
Where do you live? どこに住んでいますか?
I live in a flat in front of Koshigaya Station. 越谷駅の前のアパートに住んでいます。
Do you work or are you a student? 働いていますか?学生ですか?
I work for Panasonic. パナソニックで働いています。
What do you study? なにを勉強していますか?
I study English (every day). 英語を勉強しています。
現在進行形:今はそうだけど変わるかもしれない
IELTSの試験中は”You’re taking the speaking part of the IELTS.(IELTSの試験を受けている最中)”なので特に—ingの使い方には注意が必要。
ちょうど今—している
I’m taking the speaking part of the IELTS.
いまIELTSのスピーキングの試験を受けている。(でも時間が来たら終わる)
最近—している
I’m reading the latest edition of Harry Potter.
最近Harry Potterの最新版を読んでいる。
決まった未来のこと(決まったことに向かって準備が進行している)
I’m leaving the UK next week.
来週UKを出発します。
いつもいつも—している
My father is always complaining about my mother.
父はいつもいつも母の不満を言っている。
現在形と現在進行形の違い
(すぐ)そうでなくなるかも?で決める
I live in a flat close to Waterloo Station.
すぐ引越す予定はいまのところない。
I’m living in a flat close to Waterloo Station.
(一時的に)住んでいてすぐ引越すかもしれない。
I read novels every day.
毎日小説を読むのが日課でやめるつもりはない。
I’m reading the latest edition of Harry Potter.
今読んでるけど読み終えたら終わる。
日本語で”—している(住んでいる、働いている、勉強している)”を現在進行形にしてしまうと短期的に—しているになってしまうので注意。
Where do you live? どこに住んでますか?
I’m living in a flat in front of Koshigaya Station. 越谷駅の前のアパートに(一時的に)住んでいます。
Do you work or are you a student? 働いていますか?学生ですか?
I’m working for Panasonic. パナソニックで(一時的に)働いています。
What do you study? 何を勉強していますか?
I’m studying English. 英語を勉強しています。
よくある間違え ↓↓↓
Where do you live? どこに住んでいますか?
I live in a flat in front of Koshigaya Station with my friend while I’m looking for a job(誤). I have been in Osaka since I was born. In order to find a job, I moved to this place last month and I’m going back to my hometown (Osaka) as soon as I get an offer.
仕事を探している間だけ友達と越谷駅の前に住んでいます。生まれてから私は大阪に住んでいます。仕事を見つけるために先月この場所に移り仕事が見つかり次第大阪に戻ります。
この場合仕事探しの間の短期間だけ越谷駅の前に住んでいるので、”(正)I’m staying in a flat in front of Koshigaya Station with my friend while I’m looking for a job.” が正しい。
また、短期間の間だけならlivingよりstayingの方が合う場合もある。具体的な定義はないが、liveは仕事をしながら暮らすように滞在するイメージでstayは旅行や休日の短期間の滞在のイメージ。
I’m living in a house in front of Koshigaya Station with my family(誤). I was born and bred in this place, which means I have been here for more than 20 years. Even after finishing university, I would like to stay with my family. (be born and bred = be born and grew up)
越谷駅前の一軒家に家族と住んでいます。私はこの場所で生まれ育ったので、20年以上ここに住んでいることになります。大学を卒業しても家族と一緒に暮らしたいと思っています。
この場合生まれてから20年以上ずっと越谷駅の前の家に住んでいるので、“(正)I live in a house in front of Koshigaya Station with my family.” が正しい。日本語訳はどちらも”住んでいます”になるので区別が難しい。
過去形:過去の一時のこと
I went swimming yesterday. 昨日スイミングに行った。
I studied economics in the UK. イギリスで経済学を学んだ。
I ate healthy food when I was young. 若いころ健康的な食べ物を食べた。
同じ過去形でもused to—など単なる過去形以外で過去を表す表現を入れる。
ただの過去形だと過去の一時点でそうだったことを表すだけで、今のことは分からないが、used to—は過去そうだったことと今はそうではないこと(過去の習慣)を表す。ネイティブは習慣的に以前行っていたことをused to—でよく話す。
I used to work for Panasonic.
以前Panasonicで働いていた。(今は働いていない)
I used to study economics.
以前経済学を勉強していた。(今は勉強していない)
SHARP used to be one of the most well-known Japanese electronics manufacturers.
シャープは以前は日本の家電メーカーだった。(今は買収されてちがう)
I used to live in a flat close to Waterloo Station.
以前Waterloo駅の近くのFlatに住んでた。(今は住んでいない)
I lived in a flat close to Waterloo Station. After moving to a different place, I came back to the same place and have stayed there ever since.
Waterloo駅の近くのFlatに住んでた。一度他の場所に行って同じ場所に戻って来て今もそこ(Waterloo駅の近くのFlat)に住んでいる。(今も同じところに住んでいるのでused toは使えない)
過去進行形:過去に進行していたこと
ちょうど—していた
I was taking the speaking part of the IELTS when I got the message.
そのメッセージをもらったときIELTSのスピーキングを受けていた。
—していた(しつつあった)
The plane was landing when I got the airport.
飛行場に着いたとき飛行機は着陸しつつあった(もうすぐ車輪が滑走路に着く状態)。
この場合approachingとlanding(着地する一瞬)を含む。
もしapproaching(着地する直前まで)の状態だけを言う場合には、
The plane was about to land when I got the airport.
になる。
その時の未来のこと(決まったことに向かって準備が進行していた)
I was leaving the UK for Japan the following week, but the flight was cancelled.
UKから日本に次の週に出発するところだった。
supposed to —も使える
I was supposed to leave the UK for Japan the following week, but the flight was cancelled.
いつもいつも—していた
My father was always complaining about my mother.
父はいつもいつも母の不満を言っていた。
現在完了形:過去と今の関係を表す(今があるのは過去があるから)
経験:「(過去に今まで)—したことある!」を表現
I have climbed Mt. Fuji.
(今までに)富士山に登ったことがある。
I have been awarded the best employee prize.
(今までに)Best employee賞を受賞したことがある。
継続:「(過去から今まで)ずっと—している」を表現
I’ve had a headache since I came back from my trip.
旅行から帰って来てから(今まで)ずっと頭痛がする。
I have lived in the UK for 3 years.
(今まで)3年間ずっとUKに住んでいる。
完了/結果:「(今の段階で)—し終えた(過去)ところ」を表現
We have just read the novel.
(今の段階では)その小説を読み終えた。
My girlfriend has gone to the UK.
彼女がUKに行ってしまった。(今の段階では行ってしまってもういない)
過去完了形:過去の前と過去の関係を表す (過去の出来事があるのはその前の出来事があったから)
多くの場合で過去とそのまた過去を区別するために用いられる。
経験(実績):「(過去の前に)—したことあった」を表現
Last month I climbed Mt. Fuji with my wife. I had climbed it when I was a student, but it was my wife’s first time.
先月妻と富士山に登った。私は学生の頃、富士山に登ったことがあるが妻は初めてだった。
👉この場合、先月登ったこと(=過去)と学生時代に登ったこと(=先月(過去)より前の過去の経験)のタイミングの違いを区別するためにhad climbedと して過去完了を使った。学生時代のことをただ言うのであれば、”I climbed Mt. Fuji when I was a student.”になる。
I had been awarded the best employee prize three times by the time I retired.
退職するころにはBest employee賞を3回受賞したことがあった。(退職前に3回Best employee賞を受賞した実績があったから、退職時には3回受賞したと言えた)
継続:「(過去から今まで)ずっと—している」を表現
I had had a headache since my trip, but the aspirin worked well.
旅行から帰って来てから(過去まで)ずっと頭痛がしたがアスピリンがよく効いた。
I had lived in the UK for 3 years when I left.
帰国するまでに3年間ずっとUKに住んでいた。
完了/結果:「(今の段階で)—し終えた(過去)ところ」を表現
We had just read the novel when the film version was released.
(映画化されるまでには)その小説を読み終えていた。
My girlfriend had gone to the UK so I was lonely.
彼女がUKに行ってしまって孤独だった。(過去の段階では行ってしまってもういない)
いろいろな時制の使い方
I have lived with my family since I was born in 1986. We lived in Shizuoka until 1995 when we moved to Tokyo. Since then, we have been in Minato-ku. Last summer, we were living in Ota-ku as our house was under renovation. Currently, we live in the renovated house in Minato-ku. My friend from the UK is now staying at my house during his holiday. He had planned to stay in a hotel, but we insisted he stay with us.
私は 1986 年に生まれて以来ずっと家族と一緒に暮らしています。1995 年に東京に移るまで私たちは静岡に住んでいました。それ以来(東京に移って以来)、ずっと港区にいます。去年の夏、私たちは自宅をリフォームしたのでその間だけ太田区に住んでいました。現在、港区のリフォームが終わった家に住んでいます。いまイギリスからの友人が休暇中の間だけ私の家に滞在しています。彼は当初ホテルに泊まる予定でしたが、私たちは彼に自宅に滞在するように勧めました。
時制のポイント
I have lived with my family since I was born in 1986.
1986年に生まれてから“今までずっと”家族と一緒に住んでいる。
We lived in Shizuoka until 1995 when we moved to Tokyo.
私たち(家族)は、1995年に東京に引っ越すまで静岡に住んでいた。
Since then, we have been in Minatoku-ku.
(東京に引っ越してからずっと)港区に住んでいる。
Last summer, we were living in Ota-ku as our house was under renovation.
去年の夏の間、家を改築したので(“一時的に”)大田区に住んでいた。
Currently, we live in the renovated house in Minato-ku.
現在は改築後の家に住んでいる。
My friend from the UK is now staying at my house during his holiday.
UKからの友達は休みの間(“一時的に”)家に滞在している。
He had planned to stay in a hotel, but we insisted he stay with us.
(当初)彼はホテルに泊まる予定だったが、私たちが(家に泊まるように)言った。(insistした前にplanしていたので時制の違いを強調するために過去完了形を使用)
過去完了形の使い方に注意
過去形の文と時制的な違いを表す必要がるときのみ過去完了形を使う。ただの時系列の場合は過去形で説明した方がシンプルに伝わる。
First, I lived in Soho, then I lived in Camden, then I lived in Hamstead.
Sohoに住んで、Camdenにその後住んで、そしてHamsteadにその後住んだ。
これはただの時系列で、過去完了形は使わないで過去形にする。
My parents had lived in Hamstead before they got married.
結婚する前に両親はHamsteadに住んでいた。
結婚する“前“のBeforeを強調するとき(got marriedとlivedの時制の違いを強調するとき)過去完了形を使う。
👉強調しないのであれば過去形でいい。(意味は同じ)
My parents lived in Hamstead before they got married.
未来形:未来のこと
未来形でもwill / be going to の区別をしっかりとする
willとbe going toの違い
will は、今その時に決めたことや、問いかけや約束をする時、不確実な未来のことを予測する時。一方、be going toは前々から決まっている予定や、予定を尋ねる時、確実に起こると思える未来のことを予測する時。
The concert got cancelled, so I will study English tonight.
コンサートがキャンセルになってしまったので、今夜は英語を勉強しよう。
(突如コンサートがキャンセルに=英語の勉強は突然できた予定)
I want to finish work on time because I’m going to study English tonight.
今夜は英語を勉強する予定だから、定時で仕事を終えたい。
(英語の勉強は決まっている予定)
be going to:既に決めてある未来の場合
What are you planning to do tomorrow morning? 明日の朝は何をする予定ですか?
I’m going to see a movie. 映画を見に行こうと思います。(もう行くと決めている)
will:決めていない未来の場合
What are you planning to do tomorrow morning? 明日の朝は何をする予定ですか?
If I wake up early tomorrow, I’ll go see a movie. 朝早く起きたら映画館にいこうと思います。(行くかは明日の朝次第)
ing (現在進行形):予定と段取りがすべて決まっている場合の予定
I’m meeting my boss at 10AM on Monday.
月曜の10時に上司に合う予定:現在進行形=場所も時間も決まっている
I’m having a party next week
来週パーティをやる予定:現在進行形=パーティの場所や時間も決まって招待状も出した状態
be going toとing (現在進行形)の違い
“ing”(現在進行形)は予定や時間などの段取りがすべて決まっている予定を指すが、be going toはただその予定が決まっているというだけで詳細は不明。
I’m going to meet my boss at 10AM on Monday.
月曜の10時に上司に合う予定:be going to=ただ会うという予定だけ、場所や時間は不明
I’m going to have a party next week
来週パーティをやる予定:be going to=ただパーティをやる予定ということだけ、場所や時間は不明
supposed to:やることを誰かに期待されているがやる気がしないこと(ネガティブな表現)
I’m supposed to do my homework tonight, but I’ll leave it until tomorrow.
宿題を今夜やらなければならないけど、明日にしようと思う。
I’m supposed to send this parcel by Friday, but I need more time.
金曜までに荷物を送らなければならないけど、もう少し時間が必要。
未来のことでも決まっていることは現在形で表す
The train leaves at 6 p.m. (Fixed on timetable, won’t change)
複雑な構文を入れる
仮定法、not only—but also—、so—that—構文などはSpeakingのどこかで入れると決めておく。
Part2であれば考える時間(1分間)の中でどのように入れれるかを考える。
仮定法
Zero conditional:ただの条件
If I have too much caffeine, I can’t sleep at night.
たくさんのカフェインを摂ると夜眠れない。
Ice melts if you warm it up.
氷は温かくすると溶ける。
1st conditional:起こりうる仮定
If I have some money, I can invest in stocks of X company.
お金があったら、X companyの株に投資できる。(実際にお金を工面できる見通しはある)
If my rich sick grandmother dies (and she probably will), I can invest in X company.
もし裕福な病気の祖母が他界したら、X companyの株に投資できる。(実際に祖母は他界しそう)
2nd conditional:現在に対する仮定「(実際は違うけど)もし今—だったなら」
If I had some money (but I don’t), I could invest in stocks of X company.
いまお金があったら、X companyの株に投資でき”るのに”。(実際は今お金ないからできない)
If I won the lottery (but I probably won’t), I would buy a yacht.
もし宝くじで当たったら、ヨットが買えるのに。(当たる可能性は極めて低い)
3rd conditional:過去に対する仮定「(実際は違ったけど)もしあの時—だったなら」
If I had had money (but I didn’t), I could have invested in stocks of X company.
あの時お金があったら、X companyの株に投資でき”た”のに。(実際はあの時お金なかったからできなかった)
If I hadn’t told a lie to my father, he wouldn’t have been angry with me.
もしお父さんに嘘をつかなかったら、お父さんは怒らなかったのに。(実際には嘘をついたから怒った)
Mixed conditional:
過去に対する現在の仮定「もしあの時—だったなら今—なのに」(3rd→2nd)
If I hadn’t spent money on my car (but I did), I could invest (now) in stocks of X company. (3rd→2nd)
あの時車にお金を使ってなかったら、X companyの株に投資できるのに。(実際は過去に車にお金を使ってしまって、お金ないからできない)
現在に対する過去の仮定「もし今—だったならあの時—だったのに」(2nd→3rd)
If I were a man, they would have given me the job. (2nd→3rd)
もし男だったらあの時仕事をもらえてたのに。(男じゃないから仕事をもらえなかった)
仮定法の使い方は、事実を言った後に、「もし—だったら」を付け加えられるようにする。
特にPart 2では何を話すかに加えてどこで仮定法を使うかを準備時間に考える。
仮定法の入れ方 Speaking Part 1
Do you have a pet? ペットは飼っている?
No, unfortunately I don’t, as I have an allergy to pets. If I didn’t have this allergy, I’d love to have a dog. ペットアレルギーがあるので残念ながら飼ってません。もしアレルギーがなかったら犬を飼いたいです。
仮定法の入れ方 Speaking Part 2
I’d like to talk about my memories of my mother. –(motherとのこと)– During the pandemic, she was really supportive. I couldn’t have survived without her support. 母との思いでについて話したいと思います。パンデミックの中母はとてもサポートしてくれ、母の助けがなければ生き延びることはできませんでした。
not only—, but also—構文
この構文も得点源になりやすい。
Do you have a pet? ペットは飼っている?
No, I don’t – unfortunately – as I have an allergy to pets. I have not only got an allergy but also asthma. Hairy pets would kill me! いいえ、ペットアレルギーがあるので飼ってません。アレルギーだけでなく喘息もあります。毛のあるペットはダメです。
so that構文
この構文も得点源になりやすい。so that構文は場面に応じて様々な使われ方があるが、IELTSでは、目的・程度・結果を話すときに使うと覚えればよい。
目的を表すso that構文:—のため = so as (not) to
We walked silently so that our baby won’t wake up.
→We walked silently so as not to wake our baby up.
赤ちゃんを起こさないように静かに歩いた
We hurried so that we could arrive at the airport 1 hour before departure.
→We hurried so as to arrive at the airport 1 hour before departure.
出発の1時間前に空港に着けるように急いだ
程度を表すso that構文:—な程—だ
I was so busy that I didn’t have time to relax at a café.
→I was too busy to have time to relax at a café.
忙しくてカフェでリラックスする時間がない
結果を表すso that構文:—した結果どうなった
I studied hard, so (that) I got the overall score of 7.0 in IELTS.
一生懸命勉強したからIELTSで7.0をとった。
*インフォーマルな場合(Part1)ではthatは省略してOK
Pronunciation:発音
6.0
- uses a range of pronunciation features with mixed control
- shows some effective use of features but this is not sustained
- can generally be understood throughout, though mispronunciation of individual words or sounds reduces clarity at times
7.0
- shows all the positive features of Band 6 and some, but not all, of the positive features of Band 8
Pronunciationは明らかに通じない発音でない限りRやLの発音レベルではそこまで気にしなくていい。結局母国語の発音に影響されてネイティブと同じ発音は練習しても時間に見合うスコアアップがない。伝わればいいの発想で大丈夫。
ネイティブに近づこうと思ってネイティブっぽく話そうとするのは意味がない。おじさんの英語カラオケのようになるだけ。
イントネーション(文全体の抑揚)はリスニングでシャドーイングや音読をする際に特に注意をする。日本人の英語はアクセントがないフラットな英語になってしまう。特にブリティッシュ英語は単語を一つ一つにアクセントをつけて抑揚をつけて話す。(発音への対策はこの程度でよい)
その他大切なこと
質問を聞き取れなかったときの対策
聞き取れないことは上級者でもネイティブでもある。その時は躊躇することなく聞き返す。
聞き返してもスコアは下がらないが、間違った理解や推測で話すとスコアは落ちる可能性がある。
Could you please say that again? (もう一度言ってもらえませんか?)
Can you repeat what you just said? (もう一度言ってもらえませんか?)
I’m afraid I didn’t catch what you said.(すみません聞き取れませんでした)
Could you please rephrase the question?(他の言葉で言ってもらえませんか?)
文章がでてこなかったら、Sorry, you mean…? / Sorry, can you say that…? 程度で分からない雰囲気を出せばゆっくりもう一度言ってもらえることが多い。
言うことがなくなった/ない場合、単語が出てこなくなったときの対策(ピンチを加点要素に変える)
Sorry, I lost my train of thought.
「あれ、何の話、してたんだっけ?」(自分が何を言おうとしていたのか分からなくなった。 話が脱線し過ぎた場合など。)
Sorry, it’s on the tip of my tongue.
「喉まででかかってるのに。」(何かを思い出せそうで思い出せない。人の名前や地名などド忘れしたときなどに)
I’m sorry if I digressed a little, but I wanted to talk about —
「もし話が脱線してたらすみませんが、—について話したいです。」(ネタがないなら思い切って脱線してしまうのも一つ。IELTSは英語の試験で内容の試験ではない)
To digress a bit, —
「話を少し逸らすと,—」(ネタがないなら思い切って脱線してしまうのも一つ。IELTSは英語の試験で内容の試験ではない)
Nothing really comes to mind, but I —
I can’t come up with anything really good but —
I’m struggling to come up with something compelling/of interest but —
I’m looking for the best answer but the only thing that I can come up with is —
「特に思い浮かぶことはないのですが, /頑張って何かネタを考えているのですが、— 」(素直になにも話すことがなければないと言って、自分の言いたいことへ話を切り替える)
簡単な単語を上級単語に変える
簡単な形容詞しか思いつかなかったら、“more than”(ポジティブ)もしくは“less”(ネガティブ)をつけて”ものすごく”を表す比較表現にする。もしくは”pretty”をつける。
happy = more than happy (幸せ以上=ものすごく幸せ)= really very happy (really very: natural) = pretty happy
great = more than great (素晴らしい以上=ものすごく素晴らしい)= pretty great
nice = more than nice (良い以上=ものすごく良い)= pretty nice
bad = less bad (悪い以下=ものすごく悪い)= pretty bad
試験が全くダメだったら、終了後でもあがく
It felt like more of a job interview than an IELTS examination!
IELTSの試験というより就職面接だよ!
That was quite a trip down memory lane! (when you spoke about happy or sad past memories in the test)
昔を懐かしく思い出したよ。
What I talked about is actually a real problem for me. Oh, well, they do say “a problem shared is a problem halved“. (smile)
今日話したのは個人的には本当に問題なことで、「困難な悩みは分かち合うと半分軽くなる」って言われるよね。(問題を共有すると、問題は半分になる)
It was good to get that story about my bad experience off my chest!
悪い経験について打ち明けられてよかったよ。
IELTS Speaking Part 1
Part 1 はじめに
どんな質問?
Part 1 では受験者のことについて、働いている?or学生?、アパートに住んでいる? or 一軒家?など誰でも答えられることが質問される。
答え方
まず質問にストレートに答えてから、詳しい状況や背景を付け加える(Yes/Noだけでは終わらせない)。回答する際には(日本語での会話のように)前置きや説明を先に言わないこと。回答に困る質問であれば、回答プラス補足1文程度で構わない。
Part 1では自分のことを聞かれているので、一般論ではなく自分のことや家族/友達のことを答える。話しやすい話題にどんどんもっていってOK(自分が今住んでいるところ→過去に住んでいるところ、お金持ちになったら(仮定法)住みたいところ)。
答えるポイント
Part 1で大切なのは印象点。基本文法(第1文型から第5文型)と時制をしっかりと知っていることをアピールする。仮定法やPhrasal verb(句動詞)もチャンスがあったら積極的に使う。
使える文法や構文を使うためには積極的にウソをつく。Part 1では試験管はマニュアルに沿って質問をしてくるだけなので、ウソをついた点について深堀りする質問をしてくることはない。
ペットは飼ってますか?
ペットアレルギーなので飼っていません。もしアレルギーがなかったら(←仮定法を使うチャンス)、犬を飼いたいです。←ペットアレルギーがあってもなくても仮定法を使うためにウソをついてOK
どうして犬ですか? ←犬を飼っていると答えても同じ質問。アレルギーについては聞かれない。
Part1はほぼ典型的な誰でも答えられる質問なので話すネタを用意しておき、5W1Hへの回答できるようにしておく。Do you—で聞かれても、Yes/Noの返答のあとに5W1Hのネタを追加すれば結構話せる。
よくある質問
- 仕事・勉強
- 家族(ペット)
- ホームタウン、近所のこと
- 料理
- 趣味
- 旅行
- スポーツ
- 乗り物(公共交通機関)
- 天気
5W1H
- what
- who
- where
- when
- why
- how
趣味は何か(what)、どこでその趣味をするか(where)、いつから始めたか(when)、誰とするか(who)、なぜその趣味が好きか(why)など、よくある質問に5W1Hの回答を用意しておくと発展して話せる。
Part 1 Practice
Question 1
Do you live in a house or a flat? 一軒家に住んでますか?アパートに住んでますか?
Do you —? の質問 = 現在形の時制が正しく使えるか?
- 一軒家に住んでいる
- 両親と兄弟と一緒に
- 家は静岡県にある
- 静岡県は本州の真ん中くらいにある
- 家は大きくはないけれどもいい
- 15歳のときに一人部屋になった
I live in a house. I live with my parents and brother1. It’s in the countryside in Shizuoka prefecture. My prefecture is2in the centre of the main island of Japan. My house is not big but good3 and I got my own room4 when I was 15.
I live in a two-storey house with my parents and brother1. It’s in the countryside in Shizuoka prefecture, which is geographically2 in the centre of the main island of Japan. It’s not very spacious but it’s cosy3 and my parents gave me my own room4 when I turned 15.
- “I live in a house. I live with my parents and brother.” → “I live in a two-storey house with my parents and brother.”
- 質問文(live in a house)をParaphraseできない場合には、 two-storey house(2階建ての家)などの説明をつけ足す。
- with my parents and brotherとして1文にできるなら1文にまとめる。
- “My prefecture is —” → “— , which is geographically —“
- 関係代名詞を使って1文にする。
- geographically(地理的に)をつけて静岡県の地理的な位置を説明。
- big but good → spacious but it’s cosy
- 簡単で何にでも使えるgood/bad, big/smallではなく名詞をしっかりと表現できる形容詞(spaciousやcosy)を使う。
- I got my own room → my parents gave me my own room
- 第1~第3文型だけではなく、第4文型を使う。
Question 2
Why do you live in an apartment/house? なぜアパート/一軒家にすんでいますか?
Why—?の質問 = 理由を答えられるか?
- 特に理由はなく、両親が祖父母から相続した
- 家に着いてはまぁ満足
- 学校、病院、図書館が近い
- 町は若い人が出て行って廃れている
No big reasons1, just because my parents got it2 from my grandparents. Overall, I’m happy as it is close to4 my school and close to4 a hospital and library. But5, my town is a little bit boring because6 many young people left7 there to have a good job8 in the city.
There are no main reasons1, other than just because my parents took it over2 from my grandparents, which is the Japanese custom3. Overall, I’m happy with it as it is a short walk from4 my school and close to4 a hospital and library. Having said that5, my town is a little bit sleepy as6 many young people have left7 to get a job with better prospects8 in the city.
- No big reasons, → There are no main reasons,
- There is/are構文で主語と動詞をつけて文で話す。
- (my parents) got it → took it over
- Phrasal verb (take something over)を使用:got → take something over
- —, which is the Japanese custom.
- 関係代名詞を使って説明を追加する。
- “(is) close to — and close to —” → “(is) a short walk from — and close to”
- close toを何回も使わずに違う言い方にParaphraseする:close to → a short walk (from)
- “But, —” → “Having said that, —“
- Butでも文法的には正しいが、Having said that「とは言うものの」を入れて良い点と悪い点を挙げた方が流れがスムーズになる。
- because → as
- (特に理由を聞かれている問題では)理由を説明するのにbecauseだけではなくasも使う。
- left → have left
- 状態が継続しているのであれば過去形ではなく現在完了を使う。
- 現在完了形(have left):若い人たちは都会にでてずっと町は高齢化が進んでいる。
- 過去形(left):若い人たちは都会にでたという意味だけで現在どうなっているのか不明(Uターンが盛んになり今は若者でにぎわっている?カモ)
- a good job → a job with better prospects
- ”いい仕事 (good job)”よりも具体的に”見通し/将来性のある仕事”など具体的に。
Question 3
How long have you lived there? そこにどのくらい住んでますか?
have you —? の質問 = 現在完了形の時制が正しく使えるか?
- 生まれてから20年以上
- 家は築60年以上で古い
- 両親は建て替えを検討中
- 思い出が詰まった家なので建て替えは気が乗らない
I have lived1 there for more than 20 years since I was born. However, my house is more than 60 years old, and it is very old3. My parents say rebuilding the house is one option but I’m unhappy4 to support this idea as I have lots of memories of the house.
I’ve lived1 there since I was born, which means2 for more than 20 years. However, my house is more than 60 years old, and it’s in need of lots of repairs3. My parents say rebuilding the house is one option but I’m not keen on4 this idea as the house has a lot of nostalgic memories for me.
- I have lived → I’ve lived
- (特に現在完了形で聞かれているので) I have—は”I’ve”と短縮させたほうがネイティブ風に聞こえる(ネイティブはスピーチ以外では短縮形を使う)
- — , which means —
- 関係代名詞を使って内容の説明するのも加点要素になる。
- ”it is very old” → ”it’s in need of lots of repairs”
- very oldの簡単な単語ではなくin need of lots of repairsなど具体的に話す。
- unhappy → not keen on
- unhappyなど簡単な単語ではなく、not keen to/on(気乗りしない)などネイティブが自然に日常で使う単語に変える。(unhappy to support は unidiomatic)
Question 4
What do you like the most about it (your house)? 家について何が一番気に入ってますか?
最上級で聞かれている = 最上級が使えるか?
- 家の立地がいい
- 大都市のような利便さはないが、スーパー、図書館、学校に近い
- 夕方はとても静か
- 鳥の鳴き声も聞けて癒される
I can say the location of my house is great1. It’s not convenient compared to2 big cities, like Tokyo or London, but it’s near a supermarket, library and my school. It’s so quiet especially in the evening that I can hear singing of birds3, which gives me a relaxed time4.
I can say the location of my house is handy for lots of things, which is the best thing about my house1. There aren’t as many facilities as2 there are in big cities, like Tokyo or London, but it’s near a supermarket, library and my school. It’s so peaceful especially in the evening that I can hear birds singing3, which is soothing and relaxing4.
- great → “handy for lots of things, which is the best thing about my house”
- 簡単で具体性のない単語(great)は避けて、何がいいのかを具体的に説明(handy for lots of things)。
- そして、それが一番よいところと最上級と関係代名詞を使って説明を追加。
- “not convenient compared to” → “not as many facilities as”
- not convenient compared to—でもよいが、as — as 構文を用いるのも加点要素
- singing of birds → birds singing
- 日本語の直訳は意味は通じてもおかしい場合がある(鳥の鳴き声:singing of birds → chirp/twitter/birds singing)
- “— gives me a relaxed time” → “— is soothing and relaxing”
- ”Gives me a relaxed time”はunidiomatic (ネイティブはそうは言わない)なので、soothing and relaxingに変更
最上級以外にも最上級を表す表現”second to none“もスコアアップにつながる
As a dancer, he is second to none. 彼は医者として右に出るものはいない(=最高だ)
His musical technique is second to none. 彼の楽器のテクニックは最高だ!
Question 5
What is your favourite room? Why? 一番気に入っている部屋はどこ?なぜ?
理由をしっかりと答えられるか?
- リビングが好き
- 家族と食後一緒に過ごす。話して笑って
- 昨日は自分がクラスメイトにしてあげたことを話した
- 両親は褒めてくれた
I like my living room the most. My family members get together to have dinner every day. We chat and laugh3 there. Last night, I talked about what I did4 for my classmate for a help and my parents praised me.
I like my living room the most as1 my family members get together there to have dinner every day, and after that2 we chat and have a laugh3. Last night, I talked about what I had done4 to help my classmate and my parents told me they were proud of me.
- ”as”
- asやbecauseを使って理由をしっかりと説明する
- ”and after that”
- 接続詞(— and after that —)を文と文の間にいれて流れ(Coherence)を良くする
- laugh → have a laugh
- 笑うはただlaughではなくネイティブはhave a laughなどのイディオムをよく使う(have a try, have a look (at)なども同じ)
- I did → I had done
- 過去完了を適切に使う(classmateをhelpしたのは家族にtalkした前なので、ここでは過去形ではなく過去完了が正しい)
Question 6
Can you describe the view from your windows? 窓からの景色を話せますか?
窓から見えるもの=どのようなものがどこに何があるか:形容詞/名詞と前置詞を正しく使えるか?
- 家は細い道沿いの公園の前にある
- 窓からは公園とそこで遊ぶ子供たちが見れる
- 夏の夕方の景色はいい
- 星が見れてロマンティック。言葉では言い表せない
My house stands alongside a narrow street and in front of a park1. I can see the park and children playing there. On summer night, the view is magnificent2. Tremendous numbers of stars can be seen3. It is4 quite romantic5. No words can express how beautiful it is.
My house stands in front of a park in a narrow street1. I can see the park and children playing there. On summer nights, the view is enchanting2. You can see tremendous numbers of stars3, which is4 quite spectacular and romantic5. No words can express how beautiful it is.
- “alongside a narrow street and in front of a park” → “in front of a park in a narrow street”
- “alongside”はずっと平行しての意味なので自分の家の場所を表すのには使えない
- magnificent → enchanting
- magnificent(壮大な)はグランドキャニオンの様な景色を表すので家からの景色を表すのには不適切
- “Tremendous numbers of stars can be seen.” → “You can see tremendous numbers of stars.”
- 受動態(can be seenなど)は会話ではフォーマルになることが多いので普通にYou can see—でOK
- “It is —” → “—which is”
- 2文に分けるのではなく関係代名詞を使って内容を説明するのも加点につながる。
- quite romantic → quite spectacular and romantic
- 形容詞2つで状況を実写的かつ感情的に説明(spectacular and romantic)
Question 7
Do you plan to live there in the future? 将来もそこに住む予定はありますか?
未来形を正しく使えるか?
- 兄が家を相続する予定。日本の習慣
- もし長男だったら両親は自分に相続させてくれた
- 年をとって裕福になったら街の大きな家に住み子供をたくさん欲しい
My older brother is going to1 succeed it. It is2 Japanese traditional practice. If I were the oldest brother, my parents will leave it to me3. When I get old and if I can be rich4, I wish to5 have a bigger house in a city and would like to have many children.
My older brother will1 inherit it, which is2 the custom in Japan. If I were the oldest brother, my parents would leave it to me3. Therefore, I need to save up to buy one. When I get old and if I can become wealthy4, I aspire to5 have a bigger house in a city and would like to have many children.
- is going to → will
- be going toは既にそうなることが決まっている未来。(もし遺産相続などの話し合いが済んでいて兄が家を受け継ぐのであればbe going to)決まっていない場合はwill(まだ決まっていない未来)が正しい。
- “It is —” → “—, which is —“
- 2文に分けるのではなく関係代名詞を使って内容を説明するのも加点要素。
- “If I were the oldest brother, my parents will leave it to me.” → “If I were the oldest brother, my parents would leave it to me”
- 仮定法を正しく使う(もし自分が(そうではないけど)長男だったらー:現在に対する仮定)
- 仮定法などの構文は得点源にもなるが、逆に試験官は正しく使えているかしっかりとチェックしているので必ず正しく使えるように練習しておく。
- rich → wealthy
- richなどの簡単で汎用性がある単語から経済的な豊かさを表すwealthyに変更
- (I) wish to — → (I) aspire to —
- I wish to —はフォーマルな言い方なのでより口語的なaspire to —に変更。
- 店でクレームを言うときはあえて:I wish to speak to the manager.というのもあり。
Question 8
What are the advantages of living in your own home? 持ち家にすむことの利点はなんですか?
advantagesと聞かれているので複数のadvantageをつなぎ言葉を使って答えることができるか?
- 毎月の家賃を気にする必要がない
- もし借りていたら家賃を払えなければ出ていくしかない
- 持ち家なら仕事がなくなっても住み続けられる
The advantage1 is that we don’t need to worry about monthly bills2. If people rent their property, instead of buying it, they must move to another place3 if they can’t pay the rent. In the case people have their own accommodation, they5 can stay there even when they lose their job, which may make them relaxed in such situation6.
I believe one of the biggest plus points1 is that you don’t need to worry about paying rent or a mortgage2. If people rent their property, instead of buying it, they must move out3 if they can’t pay the rent. On the other hand4, homeowners5 can stay there even if they lose their job, which is reassuring in such situations6. Another advantage is that people can renovate their house as much as they want depending on the circumstances. For example, children may want their own room when they get older.
- The advantage → one of the biggest plus points
- one of the — (と後の文ではAnother —)と言い複数のadvantagesを言う。
- また、質問でadvantagesを使っているので、benefitsやplus pointsなどでパラフレイズする。
- monthly bills → (paying) rent or a mortgage
- monthly billは水道/電気代などのこと。ここではpaying rent or mortgageと家賃を表す単語に変える
- move to another place → move out
- move to another placeでも伝わるが、立ち退き意味するphrasal verbのmove outのほうがここでは適切。
- “On the other hand,—“
- 対比表現((On the one hand)/On the other hand)を使って文と文の流れを良くする
- “In the case people have their own accommodation, they —” → homeowners
- In the case people have their own accommodationという言い方をhomeownersと一発で表現。
- “— may make them relaxed in such situation.” → “—is reassuring in such situations.”
- 仕事を失ってrelaxedしてはいられないので、reassuring(安心させる)などに変更
Question 9
What kind of accommodation do you wish to have in the future? 将来どんな家に住みたいですか?
将来望んでいることを仮定法で答えられるか?
- ペントハウスに住むのが夢
- お金があったらペントハウスに住みたい
- 贅沢と言う人もいるが成功の証
- この夢のお陰で頑張れる
Living in a penthouse is my dream. If I have money1, I would like to live in a penthouse2. Some people say this kind of property is too luxurious2, but I think3 it is a symbol of success that people can achieve by making an effort. This dream always motivates me to study harder and harder.
Living in a penthouse is my dream. If I could afford it now1, I would like to live in such a luxurious place2, and if I won the lottery, I would buy one1. Some people say this kind of property is ostentatious2, but in my view3, it is a symbol of success that people can achieve by making an effort. This dream always motivates me to study harder and harder.
- “If I have money —” → “If I could afford it now, —“
- 仮定法を適切に使う
- If I could afford it, I would like to live in a penthouse. (今は買えないけど)買えるのであればpenthouseに住みたい。
- If I won a lottery, I would buy it. もし宝くじが当たったら住みたい。
- 仮定法を適切に使う
- (live in) a penthouse → (live in) such a luxurious place / luxurious → ostentatious
- penthouseの繰り返しを避けてsuch a luxurious placeに。
- luxurious の繰り返しを避けてostentatiousに。
- “I think —” → “in my view”
- I think—でも文法的には正しいが、in my viewなども入れて”I”から始まる文以外も入れる
Question 10
Can you tell me about your house when you were a child? 子供のころの家について話してもらえますか?
過去形が正しく使えるか?
- 小さいころ家は静かだった
- 家の前の道は今ほど混んでなかった
- 田んぼに囲まれていた
- 虫の音を聞けた
My house was1 much quieter when I was small. The road in front of it was not busy2. There were lots of rice fields around of4 the house. We were able to5 hear sounds of insects6.
My house used to be1 much quieter when I was small. The road in front of it was not as busy as it is today2. What’s more3, there were lots of rice fields surrounding4 the house, so we could5 hear insects chirruping into the night6.
- was → used to be
- 単純に過去形を使うのではなくused toで過去を表現
- not busy→ not as busy as it is today
- as—as構文で今と昔を比較, not as busy as it is today: (昔は)今ほど交通量が多くなかった。
- “What’s more”
- What’s moreと言って追加情報を入れて文と文の流れを良くする。
- around of → surrounding
- 囲まれている様子を表す場合はaroundよりsurroundingを使う。aroundもofも前置詞なので around ofは間違い
- were able to → could
- be able to は能力的に/肉体的に“できる”で使う。can(could)の言い換えではない。
- sounds of insects → insects chirruping into the night
- 日本語の直訳的な言い方sounds of insects(虫の鳴き声)は通じないので、しっかりと泣いている虫(insects chirruping)と言う。
IELTS Speaking Part 2
Part 2 はじめに
どんな質問?
メイントピックとそれに関連した質問に対して、1分間の考える時間の後に2分間話す。
この試験が想定しているスキルは、大学の授業でのプレゼンテーションや課外活動(Field Trip)の成果発表ができるかどうか?である。つまり、話す内容の流れをしっかり組み立てて相手(試験官)に状況や背景が伝わるように話す。
答え方
Part2はそれぞれの質問に順番に答えることで自然と流れができるようになっているので、質問に答えながら追加情報を各質問に足してストーリーを組み立てるイメージでいい。
試験官が遮るまで2分以上話すのがベターだが、2分以内に終わってしまって時間が余る場合には試験官が追加で質問をするのでそれに答える形でも大丈夫。
答えるポイント
ここでも、Part 1と同様に基本文法(第1文型から第5文型)と時制をしっかりと知っていることをアピールする。仮定法やphrasal verbもチャンスがあったら積極的に使う。
ネタがなかったら嘘で作る。試験官とはたった15分の人間関係なのでどう思われても関係ない。
このPart 2を紹介しているYouTube動画も参考になるので是非見てください。
2分間話し続けるコツ
問題は全て過去のことを話す内容になっている。
過去のことを話し終えたら(各質問について話し終えたら)現在のことに話を膨らませて、そして未来のことにも話を膨らませる。
例えば、過去の友達との思い出のトピック&各質問 ⇒ 現在のその友達との関係 ⇒ 将来のその友達とのつながりへの希望など。
初対面の試験官が想像できるように直接関係のない背景も話す。
要らない内容がたくさんあっても構わない。内容の試験ではなく英語の試験なので内容は脱線しても全く問題ない。
問題への答え方
- 先ず何について話すのかを先に述べる(👈問題のQ1に答える場合もある)
- I’d like to talk about —
- I’m going to tell you about —
2. このトピックを選んだ理由を述べる
3. 各質問に答えながら話を進める
次の質問へ移るときには次のような話題を変えるフレーズを入れる。
- When it comes to the reason why,—
- Speaking of the reason why,—
- As far as the reason why is concerned, — (As far as — is concerned)
途中で焦った時を加点ポイントに変える方法
途中で次に何を言うか分からなくなった場合
Sorry, I lost my train of thought. … (何を言おうとしてたか忘れちゃった)
固有名詞などあれなんていったっけ?が起きた場合
The name (of—) is, … , sorry, it’s on the tip of my tongue. (名前喉まで出かかってるのに)
はっきりといつだったか、何だったか思い出せないとき
If my memory serves me correctly, —. (記憶が確かなら—)
話がそれてしまっていた場合
I’m sorry if I digressed a little. …. (脱線してたらすみません、—)
To answer the question—, (質問については、—)
Rounding Off Questions
自分が話したあとに、その経験を誰かほかの人にも話しましたか?などの質問(Rounding off question(s))が1問か2問あり、それにはYes/No + αで答える。
ここでは複雑な構文などを入れて話す必要はなく、Yes, absolutely! / Why not? / Yes, of course! / I’m afraid not / Out of the questionのように簡単に答える。 できればプラス 簡単な1文を話す。
Rounding off questionsはPart 2で話した内容に関わらずどんな内容でも使える質問になっている。
Rounding off questions:Did you talk about the experience to anyone else?
Answer:Yes, to my friend.
Rounding off questions:Would you like to have the same experience again?
Answer:Why not?
Part 2 Practice
Describe a time you decided to wait for something.
You should say:
- when it happened
- what you waited for
- why you made the decision
- and explain how you felt about the decision
次のStep 1, Step 2, Step 3の順番で回答をつくる。
Step 1, Step 2は合計40秒でネタを用意する時間、Step 3は残り20秒で仮定法など得点源になる複雑な構文を考える時間にする。
1分間の準備時間にメモを書くことが許されるが、メモは基本的に書かない。書いている時間は基本的にない。複雑な構文で時制など注意する点は書いてもよい(過去の否定を言う場合には、”had arrived” , “would have missed” など間違いやすい時制は書いておくと最後にミスなく言える)。
- メイントピック Describe a time you decided to wait for something : 映画館の前で遅れてきた友達を待った経験
- 質問 when it happened : 高校生の時
- 質問 what you waited for : 一緒に映画を見ると約束した友達
- 質問 why you made the decision : (一人で先に映画館に入るより)待ってたほうがいいと思った
- 質問 how you felt about the decision : 良い判断だと思った
+ 仮定法:もう5分遅れたら映画の最初は見逃した
1.メイントピック:映画館の前で遅れてきた友達を待った経験
- 大親友との忘れられない思い出
2.質問 when it happened :高校生の時
- (たしか)5年前
- 放課後にスパイダーマンの映画を見たいと話した
- 次の日に行こうと決める
- 上映10分前に映画館の前で待ち合わせと約束
3.質問 what you waited for :一緒に映画を見ると約束した友達
- 自分は予定通りに着いた
- 友達から10分遅れるとの連絡あり
- その友達は電車に乗り遅れた
4.質問 why you made the decision :待つのがやさしさだと思ったから
- 一人で先に入っていようかと迷った
- 正直上映前の予告も見たかった
- 約束をした場所で待つことを優先した
- 待っている間は長く感じた
5.質問 how you felt about the decision :良い判断だと思った
- 彼は何度も謝ってくれた
- 予告は見逃したが映画は全部見れた
仮定法:もう5分遅れたら映画の最初は見逃した
If he had arrived another 5 minutes later, we would have missed the beginning of the movie.
Part 2 Model answer
日本語訳
友人を待っていたときの私の経験を話したいと思います。彼の名前はタクミで、私の親友です。この体験を選んだ理由は、これが私にとって最も思い出に残る体験の一つだったからです。
5年ほど前のことです。私は高校生でした。放課後に公園で遊んでいたところ、当時大ヒットしていたスパイダーマンの最新作の広告を見て、見たいと言い出したのです。彼がとても興味を持っていたので、私たちは翌日映画館に行くことにしました。私たちは映画が始まる10分前の午後5時に映画館の前に集合するプランを立てました。
その日は映画の日で、日本の多くの映画館が割引していたことを覚えています。幸運だと思いました。私は時間通りに集合場所に到着しました。すると彼から連絡があり10分ほど遅れるとのことでした。彼は電車に乗り遅れたのです。
彼を待たずに見始めるべきかどうか迷いました。でも、一緒に映画を見る約束をしてたので、優しく待ってあげるべきだと思いました。予告も見たかったですが、約束の場所で会うことを優先すべきだと思いました。待っている間、1時間も待ったような気がしてイライラしてしまいました。
彼が到着したとき、彼は私にたくさん謝り、私にとってはそれでよしとしました。幸いなことに、予告が始まってすぐに席に着くことができ、一緒に楽しく映画を観ることができました。もし彼があと 5 分遅れて到着したら、私たちは映画の初めの部分を見逃してしまいました。映画の後、私たちは彼のおごりで一緒に夕食に行き、私は良い決断をしたと感じました。
今でも仲が良くて、たまに飲みに行ったりもしています。彼は来年結婚します。この素晴らしいニュースを聞いたとき、私は本当にうれしかったです。まるで兄弟が結婚するような気がしました。
I would like to tell my experience when I waited for my friend. His name is Takumi and he is my best friend. The reason why I selected this experience is that it was one of my most memorable experiences that I had.
It was about 5 years ago. I was a high school student. We were playing after school in a park, and we saw an advertisement of the latest film of Spiderman, which was a great hit at that time, and he said he wanted to see it. As he was so interested to watch it, we decided to go to a movie theatre next day. We made a plan to meet in front of the cinema at 5PM, 10 minutes before the movie started.
I clearly remember it was a cinema day and lots of movie theatres in Japan give a discount. So, I thought lucky. I arrived at the meeting point on time. I got a message from him and he said that he will be late for 10 minutes. He missed the train.
I wondered whether I should start watching without waiting for him. However, I thought I should be kind to wait for him as we decided to see the film together. I wanted to see the trailers, but I felt I should prioritise to meeting him at the promised place. While I was waiting, I was so irritated that I felt I waited for one hour.
When he arrived, he apologised me a lot and it was fine for me. Luckily, we were able to seat soon after the trailers started, and we were able to have fun watching the film together. If he arrived another 5 minutes late, we missed the beginning of the movie. After the movie, we went to dinner together on him and I felt I had made a good decision.
We are still good friends and sometimes go to drinking. He’ll get married next year. When I heard this exciting news, I was really happy. I felt as if my brother gets married.
日本語訳
親友のタクミを待っていた時の話をしたいと思います。私がこの経験を選んだ理由は、それが私たちがこれまでの経験の中で最も記憶に残るものの一つだったからです。
私の記憶が正しければ、5年ほど前、高校生の頃でした。私たちが放課後に公園で一緒に遊んでいたとき、当時興行収入が大ヒットしていたスパイダーマンの最新映画の広告を見つけ、彼はそれを見るのを楽しみにしていたと言いました。彼がとても見たがっていたので、翌日行くことにしました。私たちは映画が始まる10分前の午後5時に映画館の前で会う約束をしました。
その日は日本の多くの映画館が割引をする映画の日だったことをはっきりと覚えています。私は幸運だと感じました。私は時間通りに集合場所に着いたのですが、彼から10分遅れるという連絡を受けました。どうやら彼は電車に乗り遅れたようでした。
私は彼を待たずに入るべきかどうか迷いました。でも、せっかく一緒に映画を見ることにしたのだから、おとなしく待っていようと思いました。正直なところ、映画だけでなく予告も見たかったのですが、当初の約束通り待っていた方がいいと思いました。待っている間、1分が1時間のように感じられるほどイライラしていました。
ようやく到着したとき、彼は何度も「ごめんなさい」と言い続けたので、私の気持ちは少し楽になりました。幸いなことに、予告が始まってすぐに私たちは席に座り、一緒に映画を楽しみました。もし彼があと5分遅れて到着していたら、私たちは映画の始まりを見逃していたと思います。映画の後、彼はお詫びに私に夕食をごちそうしてくれました。彼を待たず先に席に行かなかったのは正しい決断だったと感じました。
彼とは今でも仲良しで、時々一緒に飲みに行くこともあります。実は彼は来年結婚する予定です。このエキサイティングなニュースを聞いたとき、私はまさに有頂天でした。まるで兄弟が結婚するかのようでした。
I would like to talk about the time I waited for my best friend, Takumi. The reason why I have chosen this experience is that it was one of the most memorable arguments we have ever had.
If my memory serves me correctly, it was about 5 years ago when I was a high school student. We were hanging out together after school in a park when we saw an advertisement for the latest Spiderman film, which was a box office hit at that time, and he said he had been looking forward to seeing it. As he was so keen to watch it, we decided to go the next day. We arranged to meet in front of the cinema at 5PM, 10 minutes before the movie started.
I clearly remember it was a cinema day when lots of movie theatres in Japan offer a discount. So, I felt lucky. I got to the meeting point on time, but I got a message from him saying that he would be 10 minutes late. Apparently, he had missed the train.
I wondered whether I should go in and not wait for him. However, I thought I should be polite and wait for him as we had decided to see the film together. To be honest, I was hoping to see the trailers, not just the film, but I felt I should stick to the arrangement. While I was waiting, I was so irritated that every minute felt like an hour.
When he finally arrived, he kept saying how sorry he was, which made me feel a bit better. Luckily, we sat down in our seats not long after the trailers had started, and we enjoyed watching the film together. If he had arrived another 5 minutes later, we would have missed the beginning of the movie. After the movie, he treated me to dinner as an apology and I felt I had made a sound decision by not going in without him.
We are still close friends and sometimes go out for a drink together. As a matter of fact, he’s getting married next year. When I heard this exciting news, I was on cloud nine. It was as if my brother was getting married.
ポイント解説
1. メイントピック Describe a time you decided to wait for something. への回答
『親友のタクミを待っていた時間の話をしたいと思います。私がこの経験を選んだ理由は、それが私たちのこれまでの経験の中で最も記憶に残る経験の一つだからです。』
I would like to tell1 my experience when I waited for my friend. His name is Takumi and he is my best friend2. The reason why I selected this experience3 is that it was one of my most memorable experiences4 that I had5.
I would like to talk about1 the time I waited for my best friend, Takumi2. The reason why I have chosen this experience3 is that it was one of the most memorable arguments4 we have ever had5.
- tell → talk about
- —について話すの場合、tellよりtalk about の方が自然。
- “His name is Takumi and he is my best friend.” → “my best friend, Takumi.”
- 人の名前を言うときは、単刀直入にHis/Her name is— でもOKだが、同格(名詞,名前)で説明として追加し、友達の説明について細かく分かれていた分を1文に。
- “why I selected this experience” → “why I have chosen this experience”
- I have chosen this experience—として現在完了を使ったのは、1分前(過去)にこれを話すことを決めて今それを変えていない(それについて話している)から
- experiences → arguments
- experienceの繰り返しを避ける (argumentにはけんか/議論のような少し主張の強い意味が含まれる)
- パラフレイズ:experience → time → argument
- “(experiences) that I had” → “(arguments) we have ever had”
- arguments we have ever had:現在完了を使って今までの経験の中での意味を込める
2. 質問 when it happened への回答
『5年ほど前高校生の頃でした。私たちが放課後に公園で一緒に遊んでいたとき、大ヒットしていたスパイダーマンの最新映画の広告を見つけ、彼はそれを見たいと言いました。彼がとても見たがっていたので、翌日行くことにしました。私たちは映画が始まる10分前の午後5時に映画館の前で会う約束をしました。』
It was about 5 years ago. I was a high school student. We were playing3 after school in a park, and we saw an advertisement of4 the latest film of Spiderman, which was a great hit5 at that time, and he said he wanted to see6 it. As he was so interested7 to watch it, we decided to go next day8. We made a plan to9 meet in front of the cinema at 5PM, 10 minutes before the movie started.
If my memory serves me correctly1, it was about 5 years ago when2 I was a high school student. We were hanging out together3 after school in a park when we saw an advertisement for4 the latest Spiderman film, which was a box office hit5 at that time, and he said he had been looking forward to seeing6 it. As he was so keen to7 watch it, we decided to go the next day8. We arranged to9 meet in front of the cinema at 5PM, 10 minutes before the movie started.
- “If my memory serves me correctly”
- “If my memory serves me correctly” (記憶が正しければ)は試験で色々な場面に多用できるポイントアップの言葉
- 5 years ago when I was a high school student
- 2文に分けずに関係代名詞/関係副詞(when/where)で一文化
- playing → hanging out together
- Phrasal verb (hang out)の使用(playは子供が遊ぶとき、友達とツルむ意味での遊ぶはhang out)
- advertisement of → advertisement for
- —の広告はadvertisement for —
- a great hit → a box office hit
- box office hit (大ヒット作)などネイティブが日常で使うフレーズを入れる
- wanted to see → had been looking forward to seeing
- 過去形ではなく過去完了にすることでずっと行きたいと思っていたを表現
- interested → keen to
- Keen on/to: 単純にinterested (in) (興味がある)ではなく「行きたい!」と望んでいる感じを表現
- the next day
- 次の日はnext dayではなく”the” next day:ある特定の日を指すのでtheは必要
- made a plan to → arranged to
- we made a plan to meetよりも arrange to meetの方が自然
3.質問 what you waited for への回答
『その日は日本の多くの映画館が割引をする映画の日だったことを覚えています。私はラッキーと感じました。私は時間通りに集合場所に着いたのですが、彼から10分遅れるという連絡を受けました。どうやら彼は電車に乗り遅れたようでした。』
I clearly remember it was a cinema day and1 lots of movie theatres in Japan give a discount2. So, I thought3 lucky. I arrived at4 the meeting point on time. I got a message from him and he said that he will5 be late for 10 minutes6. He missed8 the train.
I clearly remember it was a cinema day when1 lots of movie theatres in Japan offer a discount2. So, I felt3 lucky. I got to4 the meeting point on time, but I got a message from him saying that he would5 be 10 minutes late6. Apparently7, he had missed8 the train.
- and → when
- andではなく関係副詞whenでcinema dayについて説明
- give a discount → offer a discount
- 割引するはoffer a discount(コロケーション)
- thought → felt
- think : (考えて)思う / feel : 直感的に感じる
- arrived at → got to
- get to —で—に着く。arriveの到着より口語的な表現。I got home
- “he said that he will” → “saying that he would”
- 時制の一致:he said that he will be — → he said that he would be —
- 分詞構文saying thatの使用:”saying that he would be”
- “be late for 10 minutes” → “be 10 minutes late”
- be late for 10 minutesは文法的には正しいが、日常会話ではbe 10 minutes late(10分遅れで)の方がよく使われる。
- Apparently
- 副詞で文と文の流れを副詞(apparently/obviously)を入れてスムーズに
- missed → had missed
- 過去完了で、待っている時間より前に電車に乗り遅れてしてまったことを明確にする
4.質問3 why you made the decision への回答
『私は彼を待たずに映画館に入るべきかどうか迷いました。でも、せっかく一緒に映画を見ることにしたのだから、おとなしく待っていようと思いました。正直なところ、映画だけでなく予告も見たかったのですが、当初の約束通り待っていた方がいいと思いました。待っている間、1分が1時間のように感じられるほどイライラしていました。』
I wondered whether I should start watching1 without waiting for him2. However, I thought I should be kind3 to wait for him as we decided4 to see the film together. I wanted to see the trailers, but I felt I should prioritise to6 meeting him at the promised place. While I was waiting, I was so irritated that I felt I waited for one hour7.
I wondered whether I should go in1 and not wait for him2. However, I thought I should be polite3 and wait for him as we had decided4 to see the film together. To be honest5, I was hoping to see the trailers, not just the film, but I felt I should stick to the arrangement6. While I was waiting, I was so irritated that every minute felt like an hour7.
- start watching → go in
- 一人で見始める(start watching)というと自宅で映画を見る感じになるので、映画館の中に入るを表すgo inを使う。
- Phrasal verb: get in なんとかして中に入る / go in 普通に中に入る
- without waiting for him → not wait for him
- A without Bは、AとBが同時に起こることを前提としてBなしでという意味。ここで映画館に入ること(A)と待つこと(B)は同時に起こることはないのでwithoutは不適切。
- kind → polite
- 簡単な形容詞(kind)ではなく、Polite (他人に思いやりのある)など状況にあった形容詞を使う
- decided → had decided
- 過去完了の使用。映画館の前で待ち合わせることは(待っている時よりも)事前に決めたことなので過去完了が時制的に正しい。
- To be honest
- 正直言って
- prioritise to → stick to the arrangement
- (当初の)予定にstickしたと自然な言い方に。
- I felt I waited for one hour → every minute felt like an hour
- 自然なイディオムに変更(every minute felt like an hour. = I felt I had waited for an hour:hypotheticalな表現)
5.質問 how you felt about the decision への回答
『ようやく到着したとき、彼は何度も誤ったので、私の気持ちは少し楽になりました。幸いなことに、予告が始まってすぐに私たちは席に座り、一緒に映画を楽しみました。もし彼があと5分遅れて到着していたら、私たちは映画の始まりを見逃していたと思います。映画の後、彼はお詫びに私に夕食をごちそうしてくれました。彼を待たないで先に席に行かなかったのは正しい決断だったと感じました。』
When he arrived, he apologised me a lot2 and it was fine for me3. Luckily, we were able to seat4 soon after5 the trailers started, and we were able to have fun6 watching the film together. If he arrived another 5 minutes late, we missed the beginning of the movie7. After the movie, we went to dinner together on him8 and I felt I had made a good decision9.
When he finally1 arrived, he kept saying how sorry he was2, which made me feel a bit better3. Luckily, we sat down in our seats4 not long after5 the trailers had started, and we enjoyed6 watching the film together. If he had arrived another 5 minutes later, we would have missed the beginning of the movie7. After the movie, he treated me to dinner as an apology8 and I felt I had made a sound decision by not going in without him9.
- finally
- 副詞 (finally:ようやく)を入れてその時の状況を明確に
- “apologised me a lot” → “kept saying how sorry he was”
- 詫びた(apologise)はformalな感じもするので、「ごめん、ごめん」と言うのを”kept saying how sorry he was”で表現
- “and it was fine for me” → “which made me feel a bit better”
- 関係代名詞whichを用いて前の文の説明
- 使役動詞のmakeを使って、made me feel a bit betterで感情が収まった感じを表現
- seat → sat down in our seats
- seatは誰かが席を案内してくれるときに使う:The waiter seats the guests.
- 簡単だけどPhrasal verbのsit downに変更
- soon after → not long after
- soon after:直後に / not long after:間もない内に
- 映画館では予告の時間が長いのでnot long afterを使って「予告が始まって間もない間に」とした
- have fun → enjoyed
- have funは、(笑って)楽しむ 感じ。スパイダーマンなどのコメディではない映画の場合は普通にenjoyの方が合っている。
- ”If he arrived another 5 minutes late, we missed the beginning of the movie.” → “If he had arrived another 5 minutes later, we would have missed the beginning of the movie.”
- 仮定法を意図的に入れる
- 「もし5分遅くついてたら、映画の最初を見逃してただろうな」は、過去の仮定なのでIf he had—, we would have—.
- “we went to dinner together on him” → “he treated me to dinner as an apology”
- 「彼の奢りでごはんを食べに行った」と直接的に言うよりも、「彼からのお詫びで奢ってくれた」と言ったほうが状況がよく伝わる。
- “made a good decision” → “made a sound decision by not going in without him”
- make a decision:決断をする。簡単な単語(good)を避けて”make a sound decision”賢明な決断をする。
- 何のdecisionか分かるようにmade a sound decision by not going in without himと追加
もし時間が余ったら
もし時間が余ったら直接関係のない話も付け加えて話を広げる。
これまでで過去のことは話したので、現状 (we’re still —)や未来のこと(next year)を継ぎ足していく。
話を発展させるには、過去のこと→現在のこと→未来のことの順番で話を広げる。
『彼とは今でも仲良しで、時々一緒に飲みに行くこともあります。実は彼は来年結婚する予定です。このエキサイティングなニュースを聞いたとき、私はまさに有頂天でした。まるで兄が結婚するかのようでした。』
We are still good friends1 and sometimes go to drinking2. He‘ll get married4 next year. When I heard this exciting news, I was really happy5. I felt as if my brother gets married6.
We are still close friends1 and sometimes go out for a drink together2. As a matter of fact3, he‘s getting married4 next year. When I heard this exciting news, I was on cloud nine5. It was as if my brother was getting married6.
- good friends → close friends
- close friends:親密な友達
- go to drinking → go out for a drink together
- イディオム:go out for a drink
- As a matter of fact
- (なんと)実は、
- will get married → is getting married
- 未来の決まっている出来事なのでis getting (未来形のwillとbe going toの違いに注意↓)
- A: I’m going to submit my homework today. (宿題を今日提出するよ:前から今日提出することを決めていた)
- B: Oh, I forgot to do that. I’ll submit mine today, too.(忘れてた!私も今日やろっと。:今日提出することを今決めた)
- 未来の決まっている出来事なのでis getting (未来形のwillとbe going toの違いに注意↓)
- really happy → on cloud nine
- イディオム: on cloud nine
- as if my brother gets married. → as if my brother was getting married.
- 自分の兄弟が結婚するかのように:(現在に対する)仮定法なのでwas gettingにする。
IELTS Speaking Part 3
Part 3 はじめに
どんな問題?
Part3ではPart2の設問に関連したことについて、“あなたの意見”を聞かれる。これは、大学/大学院の授業ではディスカッションが多くあり、その中で自分の意見とその理由を述べて、クラスメイトに自分の主張を聞いてもらう場面を想定している。
答え方
回答も内容は難しいことを言う必要は全く無い。回答の内容より回答の方法/言い方を正しい英語で言えているかが問われている。
Part 1やPart 2と同様にパラフレイズ, コロケーションや文と文の接続語句はしっかりと意識して、同じ単語の繰り返しは避ける。
答えるポイント
高得点のポイントはいかに筋の通った主張ができるかである。
理論的に”確かにそうだな”と思わせる主張をするには、自分の個人的なことを話すよりも一般的な人々の傾向を話すようにする。
自分の意見を聞かれても自分の意見だけではなく反対側の意見も話して、両方を考案した上で自分はこう思うと伝えられるようにする。
例えば、「オンライン通販により路面店は減っていくか?」との質問には、
注意点
様々な本で時間稼ぎの方法として”It’s a difficult question.”などを回答の最初に言って考える時間を稼ぐと説明されているが、7.0以上を狙うのであれば絶対に避けるべき。6.0レベルの人が連発しているのでこれを言った時点で6. 0レベルと同様に扱われる。もし本当に難しい場合はその理由を付ける。
Do you think newspapers will be replaced by the internet in the future?
It’s a challenging question, because considering the advantages and disadvantages of both styles of media, it’s difficult to simply say which one will prevail. In my opinion, —
必ず結論を先に述べる。Agreeかどうか?ならAgreeかDisagreeかを先に言って理由を述べる。日本人的な理由を先にダラダラ述べて最後に結論を言うスタイルは海外では受け入れられない。
Part 3 サンプル 1
Do you think in sports men and women should be separated? スポーツで男性と女性を分けるべきだと思いますか?
No, I don’t think so. Playing sports bonds people together. Not only does it release hormones that reduce everyday stress but also people feel a sense of belonging to a society or group. Therefore, it’s worth playing sports together regardless of gender. Having said this, I understand there are differences in physical abilities between men and women. So, in a specific situation, such as in professional sport, it could make sense to divide athletes by gender. However, this is a highly sensitive political topic these days and this discussion needs extremely careful consideration to avoid prejudice.
日本語訳
いいえ、男女分けるべきではないと思います。スポーツをすることで人々の絆が深まります。日常のストレスを軽減するホルモンが放出されるだけでなく、人々は社会やグループへの所属意識も感じます。だからこそ、男女関係なく一緒にスポーツをする価値があるのです。とはいえ、男性と女性では身体能力に差があることは承知しています。したがって、プロスポーツなどの特定の場面では、アスリートを性別で分けることが理にかなっています。しかし、これは最近非常にデリケートな政治的テーマとなっており、偏見を避けるためにこの議論には非常に慎重な検討が必要です。
- Not only — but also —構文の使用 (Not only—から始まる文はdoes itのように倒置が起こるので注意)
- a sense of belonging:一体感
- Having said this:「とは言うものの」違う方面からの見方を加える。前半は男女問わず一緒にスポーツをすることの意義。Having said this以降の後半は、男女で別れることの必要性。このように一方的にどちらがいいと言うのではなく、両方の見方を述べることが必要。
Part 3 サンプル 2
Are people who prefer to take risks more likely to be successful? リスクを取ることを好む人は成功しやすいですか?
In my view, compared to sensible people, those who prefer doing something risky can be more successful in making money. I say this because investments which have a higher risk can tend to have a higher return on investment. Having said that, someone who is risk-averse will gravitate towards safe investments. For example, buying government bonds may yield a lower return because it’s less risky than investing in start-ups. At the end of the day, it all comes down to individual appetite for risk.
日本語訳
私の考えでは、何かリスクのあることを好む人々は、堅実な人々に比べて、お金を稼ぐことに成功する可能性があると思います。なぜこのように言うかというと、リスクが高い投資はリターンも高くなる傾向があるからです。そうは言うものの、リスクを回避する人は安全な投資に惹かれるでしょう。たとえば、新興企業に投資するよりもリスクが低いことを理由に国債を購入することは(堅実ですが)リターンが低くなります。結局のところ、すべては個人のリスクに対する考え方によります。
- compared to — :比較表現。ここではリスクをとることが好きな人とそうでない人の比較が問われているので、比較表現は必ず入れる。
- tend to — :する傾向にある
- Having said that:「とは言うものの」違う方面からの見方を加える。前半ではリスクをとることが好きな人の方が投資で利益を生みやすいと述べて、Having said that以降の後半ではリスクをとらない方法でも手堅く利益を得られることを述べている。
Part 3 質問タイプ
質問には7つのタイプがある。
Part 1と同様に、「どの時制で答えるべきか?」や「どう答えるべきか?」は質問に隠れているのでポイントを外さないようにする。
Questionタイプ1 Opinion
「—についてどう思う?」という一番ベターな質問タイプ
E.g.) Do you think it is important to be on time? 時間を守ることは大切だと思いますか?
<使えるWord>
普通に思う程度: I think … / I reckon … / As I see it, / Personally, / For me,
強く思う: I’m convinced … / I’m certain … / I’m sure …
自信がなく思う: I guess … / I suppose … / I’d say …
このタイプの質問でも「自分はこう思う」を言った後に、他の人の違う意見を言うことで多角的な考察を言うことが高得点へのポイント。
Give the other side…
Having said that… on the other hand…. I think this but other people might say…
Questionタイプ2 Evaluation
「—について/他の誰かの意見についてどう思うか?」に答える質問タイプ
E.g.) Some people say cultural differences affect people’s behaviour. How do you think about this opinion? 文化の違いが行動に影響すると言う人がいます。あなたはその意見をどう思いますか?
<使えるWord>
賛成(Agree): That’s so true / That’s for sure / That exactly how I feel / No doubt about it / I suppose so
反対(Disagree): I don’t think so. /I’m afraid I disagree. / I totally disagree with it. / I beg to differ. / I’d say the exact opposite. / Not necessarily.
一部賛成(Partly agree): (I think) that’s not always true. / I partly agree with it. / That’s not always the case
Questionタイプ3 Past
「—について昔はどうだったと思うか?」に答える質問タイプ
E.g.) How did people make an appointment in the past when they didn’t have a smartphone? スマートフォンがなかった時代にどうやって人々は約束をしていましたか?
<使えるWord>
過去を表す表現: used to / In the past / In those days
とくに過去と現在の比較を聞かれた場合には、変化があってその変化が現在まで続いている状態を表すために現在完了形を使う。
How has transport in your city changed in the last 20 years?
Transport in my city has changed dramatically over the last 2 decades.
20年の間で交通の便は大きく変わってその変わった状態が今も続いている。
Questionタイプ4 Future
「—について将来どうなると思うか?」に答える質問タイプ
E.g.) How do you think people in the future will manage their time? 将来人々は時間をどのように管理するようになると思いますか?
<使えるWord>
未来を表す表現: It is predicted that / I foresee / I envisage / It is foreseeable / It is likely that — will — / It is probable that
未来進行形や未来完了(未来の「ある時」までに「何かの動作や状態が完了・経験・継続する」ことを表す)を積極的に使う。
I reckon that in 50 years’ time we will all be making arrangements through our person robots.
By 2050, we will have done away with / got rid of physical diaries and calendars.
By 2050, we will have been using microchips in our brains to organise everything for a long time.
Questionタイプ5 Cause and Effect
「—はなぜ起こり、その結果どうなったか?」に答える質問タイプ
E.g.) Why do people miss important events? どうして人々は重要なイベントを忘れるのですか?
<使えるWord>
because / as a result / result in / as a consequence / due to / lead(s) to
It could be because… / One reason could be… / Perhaps it’s due to…
Questionタイプ6 Hypothetical
「もし—だったらどうなると思うか?」に答える質問タイプ
E.g.) If your family or friends missed an important event, how would you feel and what would you do for them? もし家族や友達が重要なイベントを忘れたら、どう思ってどうしますか?
<使えるWord>
仮定法パターン(現在の仮定、過去の仮定、ミックスの3タイプは必ず使えるようにしておく:仮定法についてはこちらをご覧ください):
If she helped me, I could finish my work.
(今)彼女が手伝ってくれたら、(今)仕事終えられるのに。
If she had helped me, I could have finished my work.
(あの時)彼女が手伝ってくれてたら、(あの時)仕事終えられたのに
If she had helped me, I could finish my work.
(あの時)彼女が手伝ってくれてたら、(今)仕事終えられるのに。
Questionタイプ7 Compare and Contrast
E.g.) Do you think older people are more punctual than young people? 年配の人々は若い人々より時間を守ると思いますか?
<使えるWord>
Compare: compared with / comparatively / likewise / similarly
Contrast: conversely / nevertheless / otherwise / on the other hand
この他比較級はマスターしておく
Part 3 Sample answer
Question 1 (Opinion)
Do you think it is important to be on time? 時間を守ることは大切だと思いますか?
Answer
『私は時間厳守は人間の資質であると強く信じています。特に、多くの人が幼い頃から時間を厳守するように教えられている日本では、それが人の評判に影響を与える可能性があります。例えば、就活中の大学生が面接に遅刻すると、その企業から内定をもらえる可能性は低くなります。』
I’m sure punctuality is one of the most essential elements1 in personality. Especially, in Japan, many people are educated to keep time3 from younger age, and it is related to credential of a person4. For example, when university students are doing job hunting and5 if they are late for their job interview, they can’t6 get an offer from that company.
I strongly believe punctuality is a valuable personal quality1. Especially in Japan where2 many people are taught to be on time3 from an early age, it can affect a person’s reputation4. For example, when university students who5 are job hunting are late for their interview, they are unlikely to6 get an offer from that company.
Do you think —?で聞かれているので、自分の意見を述べてから一般的なことを話す。
- essential elements → a valuable personal quality
- “essential element”日本人の言う”基本的な要素”を直訳しても伝わらない。essential:必要な/不可欠な = なければ人間として認められないの意味。valuableに変更。
- where
- 関係副詞whereでJapanを説明することで2文を1文に。
- educated to keep time → taught to be on time
- educated=訓練/勉強して身につける教育。普通に教わるのであればbe taughtで大丈夫
- keep time: 時を刻む → on time: 時間通り
- “related to credential of a person” → “affect a person’s reputation”
- 「信用問題に関係する」と言う場合にはlose someone’s trustもしくはaffect a person’s reputationと言う。日本語のままrelated to credentialと言ってもネイティブには意味不明。
- — and — → — who —
- 関係代名詞を使って説明(university students who are job hunting)
- 2文に分けるよりも関係代名詞を使って1文にしたほうがスコアが上がる
- can’t → are unlikely to
- 可能性を表すのであれば (be) likely/unlikely to—。can’tと言ってしまうと絶対にできない意味になってしまう。
Question 2 (Evaluation)
Some people say cultural differences affect people’s behaviour. What do you think about this opinion? 文化の違いが行動に影響すると言う人がいます。あなたはその意見をどう思いますか?
Answer
『私もこの意見に同意します。先ほども言いましたが、日本人は一般的に時間を厳守します。一方、私の理解する限り、ラテンアメリカ諸国の人々は日本人よりも時間を守らない傾向があります。したがって、文化は人々の行動に大きな影響を与えると私は信じています。(Score-up Speakingで追加:そうは言っても、おそらくグローバル化やソーシャルメディアの影響で、人々の行動はますます似てきていると思います。このように考えると、文化の違いはますます少なくなってきていると思います。)』
I agree with this opinion. Japanese people are generally punctual. However, people from Latin American countries tend to be less punctual than we are. I believe culture affects behaviour by and large.
I agree with this opinion. As I said earlier1, Japanese people are generally punctual. On the other hand1, as far as I understand2, people from Latin American countries tend to be less punctual than we are. Therefore3, I believe culture has a big impact on people’s behaviour. Having said this4, I guess people’s behaviour is getting more and more similar, possibly due to globalisation and the influence of social media. Considering this, I agree cultural differences are becoming less and less.
Some peopleの意見に対してどう思うか?(賛成か反対か?)を述べてから、その理由を追加。Having said thisと言って、また自分の意見と反対の意見を言うことで説得力を強める。
- As I said earlier / On the other hand
- As I said earlier/ By that/ On the other hand/ Having said that/ In a nutshellなどはつなぎ言葉を入れて、前に話したことに関連することを話すことを示す。
- as far as I understand
- 「自分が理解している範囲では」と前置きして、Latin Americanの人々全員が時間を守らない傾向にあるという意味を避ける。
- Therefore
- 結論を表すサインポスティングワード。このように次に何を言うかを最初の単語で伝えることで聞き手は楽に話の流れをつかむことができる。
- Having said this
- Having said thisの前はCultureの影響があることを言って、後半(青文字)はCultureの影響は少ないという人の意見とその理由を述べて多角的な思考をアピール。
Question 3 (Past)
How did people make an appointment in the past when they didn’t have smartphones? スマートフォンがなかった時代にどうやって人々は約束をしていましたか?
Answer
『両親によると、電話で時間と場所を決めて集合していたと言います。友人やパートナーが来なかったり、途中で事故に遭ったりした場合、長時間待つしかなかったようですが、今の時代では信じられないことだと思います。正直、私が中学生の頃にはすでにスマホが普及していて、スマホなしで友達と会う約束をしたという経験はありません。』
My parents told me1 people met together2 after deciding a location and time by phone. They had to wait3 for long when friends or partners missed the promise4 or had an accident on their way, which is incredible today5. Smartphones were widespread when I was a junior high school student, and I haven’t experienced arranging to meet up with friends without a smartphone7.
According to my parents1, people met up2 after deciding a time and place by phone. They had no choice but to wait3 for long when friends or partners failed to show up4 or had an accident on their way, which seems incredible in this day and age5. To be honest6, smartphones were already widespread when I was a junior high school student, and I haven’t experienced arranging to meet up with friends without such a gadget7.
過去のことを聞かれているので過去のことを話す。
- My parents told me — → According to my parents, —
- 自分で経験のしたことがないネタの場合は、他人の経験などをベースにする。
- —が言ったを直接— saidでも伝わるが、アカデミックな場合で説明するにはaccording to—の方が適切。
- met together → met up
- Phrasal verb(meet up)を使う
- meet up: 人と集まる、meet: 会う/出会う
- had to wait → had no choice but to wait
- have no choice — but —:単に—しなければいけないではなくて、—する以外に方法はない。
- had to waitでも文法的に問題はないが、少し違う表現をいれるのも加点につながる。
- missed the promise → failed to show up
- Phrasal verb(show up)を使う
- missed a promiseよりもfailed to show upの方が自然
- today → in this day and age
- in this day and age:イディオム「今の時代」
- todayでも正しいが、イディオムをできる限り入れていくのも加点につながる。
- To be honest
- 正直なことを言うと
- smartphone → gadget
- smart phones をgadgetにParaphrase
- できる限り同じ単語の繰り返しは避ける
Question 4 (Future)
How do you think people in the future will manage their time? 将来人々は時間をどのように管理するようになると思いますか?
Answer
『私は、人々がスマートフォンやコンピューターにもっと依存するようになるだろうと予想しています。現在、多くの人がテクノロジーを利用して時間を効率的に管理しています。もしそのような技術がなかったら、言うまでもなく多くの時間を無駄にすることになります。 (Score-up Speakingで追加:将来、AIが発展するにつれて、自動リマインダーや高度な家庭用ロボットなどによって人々が助けられるようになる可能性が非常に高く、それらは道徳について多くの議論を引き起こし、人類の将来について大きな不安を引き起こす可能性があります。 イーロン・マスク氏は最近、いつか誰も仕事を失うだろうし、AIが人間よりも賢くなり、AIに取って代わられる脅威が増大していると述べました。)』
I think1 people will much more rely on smartphones and computers. Now, many people use the technology to manage their time efficiently. Without such technology, we waste lots of time2. In the future, as AI develops, it is expected that people will be helped by AI. This may cause problems about morality and humanity.
I envisage1 people will rely much more on smartphones and computers. Now, many people use technology to manage their time efficiently. If we didn’t have such technology, it goes without saying we would waste lots of time2. In the future, as AI develops, it is highly likely that people will be helped by this, for example through automated reminders or highly advanced household robots which may spark a lot of debate about morality and cause great anxiety about the future of the human race. Elon Musk recently said that one day no one will have a job and the possibly of AI becoming more intelligent than humans and taking over is an ever increasing threat.
未来のことを聞かれているので未来を表す表現を入れる。
- think → envisage
- 未来を表す単語envisage/expect(ed)とwillの組合せで未来表現。
- I think (that) —でも文法的には正しいが、よく使う表現なので違う言い方に変えることも加点につながる。
- it is expected— などIから始まらない構文に変えることもできる。
- “Without such technology, we waste lots of time.” → “If we didn’t have such technology, it goes without saying we would waste lots of time. “
- 仮定法「そのような技術が今無かったら、たくさんの時間を無駄にしていた」: 現在に対する仮定なので、”If — didn’t —, we would —“の形になる。
- It goes without saying(—と言っても過言ではない)で仮定を強調
Question 5 (Cause and Effect)
Why do people miss important events? どうして人々は重要なイベントを忘れるのですか?
Answer
『私自身も大きなイベントを覚えていないことがあるので、これは私にとって難しい質問です。私の経験では、人は何かに集中しているときにイベントを見逃してしまいます。たとえば、私は先月勉強が忙しかったので、親友の誕生日を忘れていました。もう一つの理由は、単にその出来事に興味がないからだと思います。たとえば、数週間前私は職場ランチを忘れていました。正直に言うと、私は仕事以外で同僚と交流するのがあまり好きではありませんでした。同僚が嫌いなわけではなく、ただ私があまり社交的ではないだけなのです。』
It’s a challenging question1. People miss an event when they are concentrating on something. For example, I forgot my best friend’s birthday last month as I was so busy with my study. Another reason is because they are not simply interested in the events. For example4, I missed a work lunch a few weeks ago because to be honest I’m not that keen on socialising with colleagues outside of work. It’s not that I don’t like them, it’s just I don’t like going out very often5.
It’s a challenging question for me, as I do actually sometimes fail to remember big events1. In my experience2, people miss an event when they are concentrating on something. For example, I forgot my best friend’s birthday last month as I was so busy with my studies. Another reason that pops into my head3 is because they are simply not interested in the events. For instance4, I missed a work lunch a few weeks ago because to be honest I’m not that keen on socialising with colleagues outside of work. It’s not that I don’t like them, it’s just I’m not much as a social butterfly5.
なぜ人々は?の一般的な人々の傾向を問う問題。人々の傾向に対する自分の考えを述べて、自分や身の回りの例を挙げてそれを裏付ける。
- challenging question for me, as I do actually sometimes fail to remember big events.
- 答えば思い浮かばない場合は、「自分にとっては—の理由でこの問題はchallengingだ」と言って時間を稼ぐ(沈黙は避けること)
- あくまで自分にとって難しいだけなので、for meと入れておく
- In my experience
- 単刀直入に “People miss an event when—” としてしまうと全ての人がイベントを忘れてしまうことになる。ここでは自分の経験上のことなので、In my experienceとして使加える。
- pops into my head
- pops into my head:イディオム「頭に思い浮かんだ」
- For example → For instance
- For exampleはこの回答で使うのは2回目なのでFor instanceにParaphrase
- going out very often → a social butterfly
- a social butterfly:社交的な人、社交イベントやパーティーに積極的に参加し多くの人々と会話や交流を楽しむことが好きな人
- このようなフレーズは大きな加点要素になるので積極的に入れる
Question 6 (Hypothetical)
If your family or friends miss an important event, how do you feel and what would you do? もし家族や友達が重要なイベントを忘れたら、どう思ってどうしますか?
Answer
『落ち込んでしまいますが、これはかなり一般的な反応だと思います。時にはイライラしたりして、最悪の場合、人間関係に亀裂が入ってしまう可能性もあります。私個人としては、なぜ彼らがその出来事を忘れてしまったのかを常に考えるようにしています。それが私たちの関係の悪化を防ぐ方法だと信じているからです。もちろん、それが回避できた場合や単に不注意によるものであった場合には、私は彼らに二度と同じことをしないようにお願いします。』
Obviously, I will1 be depressed in such a situation, which I believe is a fairly common thing2. Sometimes people may1 be irritated or frustrated, and the relationship may1 become bad4. I always try to think about the reason why they forgot the event. I believe we can6 prevent our relationship from being damaged. Of course, if it was avoidable or just because of their carelessness, I say not to repeat7 it.
Obviously, I would1 be depressed in such a situation, which I believe would1 be a fairly common reaction2. Sometimes people might1 be irritated or frustrated, and in a worst-case scenario3, it might1 cause a rift in the relationship4. Personally5, I always try to think about the reason why they forgot the event as I believe it is the way to6 prevent our relationship from being damaged. Of course, if it were avoidable or just because of their carelessness, I would ask them not to do it again7.
もし~だったら=仮定法で答える。そしてどう感じて、何をするかの2つに答える。(仮定法についてはこちらをご覧ください)
- will → would / may → might
- 仮定法のwouldで、(イベントを忘れることはないけど)もしそうだったらと表現。
- mayもmightにするなど仮定法に。
- thing → reaction
- thingなど汎用性のある簡単な単語は避けてreactionやfeelingという簡単でも具体的な単語を使う。
- in a worst-case scenario
- in a worst-case scenario:イディオム「最悪の場合」
- become bad → cause a rift in the relationship
- 人間関係が悪くなるという場合もそのまま言うのではなく、関係にヒビが入るなどと言うことで加点につながる。
- Personally
- 一般的な人々について言った後、Personally,として前置きをして、自分のことを言う。一般的なことか個人的なことか区別させる。
- “we can —” → “it is the way to —“
- ”we can—”でも正しいが、それ以外にも方法について話す言い回しを覚えておく。
- repeat → do it again
- repeat:はformalなのでdo it againにしたほうが自然な英語になる。
Question 7 (Hypothetical)
Do you think older people are more punctual than young people? 年配の人々は若い人々より時間を守ると思いますか?
Answer
『はい、そう思います。しかし、だからといって、若者が上の世代に比べて怠けているという意味ではありません。昔、人々は少なくとも 5 分は余裕を持つように教えられていました。逆に、現代人は、ジャストインタイムが最も効率的な時間管理方法であると考える傾向があり、遅刻のリスクはありますが、5 分前に到着することは時間の無駄だと思っています。このような時間管理の考え方がこの問題を生み出しているのだと思います。上の世代の人たちは習慣により早く到着するようにしているため、約束に遅刻する可能性が低いのは事実だと思います。』
Yes, I think so1. However, I don’t mean young people aren’t more punctual3 than old people4. I know in the past people were educated5 to secure at least five minutes6. Young people today7 tend to think that just-in-time is the best way8 of time management. This means9 arriving five minutes earlier is wasting time. This also9 contains the risk10 of being late. I believe this way of thinking in time management created11 the difference. I think13 it is true people in older generation are not late14 for appointments as they usually arrive earlier.
Yes, I do1. However, by that2 I don’t mean young people are lazier3 than those of the older generation4. I know in the past people used to be taught5 to allow at least five minutes to have some wriggle room6. Conversely, people in this day and age7 tend to think that just-in-time is the most efficient way8 of time management, which means9 arriving five minutes earlier is wasting time, even though this9 carries the risk10 of being late. I believe this way of thinking about time management has created11 this issue. In a nutshell12, my view is that13 it is true people of the older generation are less likely to be late14 for appointments as they usually arrive earlier as a force of habit.
比較を問われているので比較級で答える。Do you thinkの問いにはYes/Noをはっきりと答える。
- “Yes, I think so.” → “Yes, I do.”
- “Yes, I think so.”よりも”Yes, I do.”の方が確信をもってYesと答えているニュアンスがある。
- “Yes, I think so.”だと質問のDo you thinkのthinkを繰り返してしまっている。
- by that
- by that I don’t mean —:説明をするときの導入フレーズ「(しかし)—ということではありません」
- aren’t more punctual → are lazier
- 質問punctualが使われているのでParaphraseする。
- old people → older generation
- “old people”は老人のようなrudeなニュアンスも含まれるので、 ”older people”や ”people of the older generation”に変更。
- were educated → used to be taught
- 過去のことを表すのにused to—を使って、(今は違うけど)以前は—だったを表現。
- educated: 訓練/教育をして学ぶ(フォーマルな表現)なので、シンプルにtaughtへ変更。
- ”secure at least five minutes” → “allow at least five minutes to have some wriggle room”
- 最低5分は確保する=secureを日本語的に使ってもネイティブには意味不明。
- allow some wriggle room:時間に余裕をもたせる。
- Young people today → Conversely, people in this day and age
- Conversely,— としてin the pastと対比させた若い人のことを言うことを前置き。
- 質問で使われているyoung peopleを繰り返すのではなくpeople in this day and ageと違う表現に変更。
- in this day and age:イディオム「今の時代」
- the best way → the most efficient way
- best など汎用性の高い簡単な単語ではなくmost efficientなど具体的な形容詞に変更。
- “This means —. This also —.” → “—, which means —, even though this —“
- This—, This also—の文を並べるのではなく、関係代名詞(which)で前の文を修飾したり接続詞 (though)で文を繋げる。
- contains the risk (of) → carries the risk (of)
- containもinvolveも”含む”の意味で辞書にはあるが、containは容器の中に入っているイメージで、involveはAにBが付随するイメージ。
- リスクがあるという言い方なら、carry the risk ofが適切。
- created → has created
- 現在完了形に変更(過去の一時的なものではなく、今なお継続してある事柄なので)
- In a nutshell,
- まとめを表すイディオム(In a nutshell,—)
- I think → my view is that
- 自分の意見を述べるのにI think/reckonを連発するのではなくin my view/in my opinionなどに変える。
- are not late → are less likely to be late
- less likely to—で可能性として低いという意味に。
- ”people of older generation are not late”とすると絶対に年配の人は遅れることがないという意味になってしまう。
IELTS Speaking Part 0
Part 0とは?
IELTSのSpeakingは最初試験官の軽い挨拶とIDチェックから始まる。この段階はPart 0と呼ばれている。
ここでは、お決まりの流れなのでシンプルな回答だけに留めて、試験官の名前が聞き取れなくても聞き返すなどはしない。
名前や出身地は英語風に発音する。自分の名前にも抑揚をつけて、Tokyoもトーキョーではなくトゥキョのように英語風に。
Part 0 試験官の自己紹介
Good afternoon, my name is Elizabeth Calleya
Hi, good afternoon, Elizabeth.(Mrs/Miss/Ms/Mrは付けない)
もし名前を聞き取れなかったら
Hi, good afternoon.(だけで試験官の名前を言わなくてOK)
Part 0 自分の名前
Could you tell me your full name?
My name’s Toshikazu Tsuboi
My name “is” ではなく、isを短縮させてMy name’s (マイネームズ)と発音するとネイティブ風に聞こえる
What can I call you?
Please call me Toshi.
この段階では簡単に質問に答えるだけでOKなので余分なことは言わずに、”Please call me Toshi.”程度でOK。Toshikazuなどはネイティブには発音が難しいので試験中に試験官が呼びやすい短縮形をあらかじめ考えておく。
Part 0 パスポート/IDチェック
Can I see your identification, please?
Here you are.
Part 0 出身地
Where are you from?
I’m from Tokyo.
試験官によっては出身地を聞いてくる人もいる。ここでも回答はシンプルにI’m from Tokyo.くらいでいい。—県—市でそれはここから—kmくらい離れていて…などと答える必要はない。この段階では深く聞いてくることはないので、テキトーにTokyoと言う程度でOK。